松江大好き

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松江大好きさんの日記

(Web全体に公開)

2014年
09月01日
10:23

13路トーナメント 午前中


今回の13路トーナメントでは、サポーターの皆さんに喜んでいただこうと日本棋院さんも大変協力的に、予算を節約しながらいろいろ工夫していただきました。

そのうち一つが、7階会議室にしつらえた対局室にて行われるプロの対局風景を、対局開始前から開始後5分間に限り、希望されるすべての方が生で見学させていただき、フラッシュ撮影禁止とシャッターー音に気を使っていただければ、撮影することも許可されました。

このためか、当日の大盤解説会・表彰式・懇親パーティーに招待されたサポーターの皆さんは最大40数人で、午前中はそれほど大人数は来られないだろうと勝手読みしていましたが、大方の皆様が対局開始前には集まられていました。

そして見学企画は大変好評で、ほぼ全員対局室に見学に行きましたので、対局室の壁側は観客であふれかえり、取材陣もいたためかなり混雑いたしました。

サポーターの皆さんには整然と行動していただくことができ、見学会は午前午後、都合三回実施されましたが、毎回ほとんどの方が参加されました。

大盤解説会ですが、サポーターの皆さんが見学ツアーから戻られたらすぐに開始されましたが、午前中はまずマイケルレドモンド9段、聞き手に吉原由香里6段で始まりましたが、日本棋院内の無線LANの調子が悪く棋譜の確認に手間取ったのと、大盤を二つしか用意しなかったのに、NHK杯方式の早碁が4局同時進行していたため、混乱してしまい先生方のスマホで棋譜を確認し進行していただくという、綱渡り的な進行になってしまい、先生方・サポーターの皆様・ニコニコ生放送でご覧の皆様にご迷惑をおかけする結果となってしまいました。

途中で、幽玄の間解説担当の林漢傑7段、聞き手に大澤奈留美4段にバトンタッチしていただいたり、二階で行われている勝負美人杯審判長でお見えだった、結城聡9段に来ていただき解説を求めたりしました。

そうこうしている間に対局と感想戦を終えた棋士の方々が次々と見えられ、自戦解説をそれぞれの先生方に、全4局ともにしていただきました。

同じ対局の解説を、何人もの先生にしていただくとそれぞれに見方の違いが感じられ、とても面白かったです。

これだけの豪華な解説陣がそろった大盤解説会は、私にしても初めての経験でした。

13路ですので、勝負所の数もしぼられ、最初から並べ直ししていただいてもそれほど時間がかかりませんので、興味の持続が棋力がそれほど高くない方でも持続できて楽しかったという感想を多くの方からいただきました。

解説という分野でも、13路は新しい楽しみ方を提供できるのかもしれません。
ぃーね! (4) agan  ひろ@  あべふみ  天和 
棋譜作成
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