松江大好き

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松江大好きさんの日記

(Web全体に公開)

2011年
04月28日
01:27

ついに日本に上陸するiPad2 海外版との違いは


私は、素人なので、日本経済新聞のこの報告を読んでも、違いはよく分かりませんし、何となく凄そうな機能を備えたんだなという感覚です。
ジャイロ機能だとかを搭載したと言うことですが、私の持っているgalaxyタブで、この機能を有効にするとバッテリー消費が急に激しくなるので、普段オフにしています。
便利さと、バッテリー寿命の兼ね合いで使い勝手が決まりますが、その辺はどうなんでしょうね?
ただ、プレート端末は、スマートフォンに比べて圧倒的にバッテリー寿命が長いので、使っていて楽しめることは間違いないです。















ついに日本に上陸するiPad2 海外版との違いは
ジャーナリスト 石川 温


日本で4月28日に発売される米アップルの「iPad2」
 ついに日本でも発売となるアップルの多機能携帯端末「iPad2」。日本国内モデル(3G+Wi-Fi、64Gバイト、ホワイト)を早速入手して、使い勝手を試してみた。

■タブレット市場でアンドロイド勢を迎え撃つ

 昨年の初代モデル発売から約1年。iPadは世界にタブレット端末という新たな市場を作り出した。1年間、初代iPadを使い続けてみたが、自宅でパソコンを触る時間が格段に減ったように思う。テレビを見ながら、あるいはベッドに横になりながら、あるいはトイレに入りながら、iPadに触れていた。ちょっとしたウェブでの調べ物やメールの返信は、パソコンではなくiPadでやるようになった。

 筆者は仕事柄、長文を執筆する機会が多いため、キーボードのあるパソコンを使う場面があった。しかし自宅で仕事をしない人ならばたいていの作業をiPadでこなせるのではないか、という気にさせてくれる。




ソフトキーボードから短い文字列なら簡単に入力できる
 昨年後半からは日本でも、アップルの配信サービス「iTunes Store」で映画の配信サービスが始まった。見たい映画をiPadにダウンロードしておき、自宅のテレビに出力したり、出張中に持ち歩いて飛行機のなかで見たりする、といった使い方も可能だった。

 アップルが一人勝ちを続ける中、米グーグルのOS(基本ソフト)「Android(アンドロイド)」を搭載したタブレットの新機種が着々と発売されつつある。日本でも韓国サムスン電子が「GALAXY Tab」を投入したのに続き、この春にアンドロイドは「HoneyComb」と呼ぶ新バージョンとなり、韓国LG電子や米モトローラが新機種を発売。今秋にはソニーも「Sony Tablet」と呼ぶ2機種のタブレットを投入予定だ。特にソニーは自社で扱う映画や音楽、ゲームなどのコンテンツ配信も用意する。

 そんななか、アップルはアンドロイド勢の追随を引き離そうと、新たにiPad2を投入してきた。日本では東日本大震災の影響で発売が延期となっていたが、ようやく発売にこぎつけた。果たして、どれほど進化をしたのか。

■本体の薄さと軽さに改めて驚く




iPad2(左)と初代iPadの比較。全体のサイズはあまり違いはないように見えるが、33%薄く15%軽くなったという
 箱を開けて実際に手に取ってみると、やはり驚くのが本体の薄さ、軽さだ。初代モデルに比べて「33%薄く、15%軽くなった」とアップルは語るが、触ってみるとその数値以上のインパクトを感じる。iPad2を持ってしまうと、初代モデルが重くて分厚いものに感じられてしまう。

 iPad2を持ち歩く際には、オプションのスマートカバーや、サードパーティが販売するカバーを付ける人も多いだろう。それらカバーを装着し、カバンの中に入れておいても邪魔にならないサイズ、重さになったように思う。

 ここ最近、新版アンドロイドを搭載するタブレットが相次いで登場しているが、どれも重厚感のあるものばかり。その点、iPad2は女性でもスマートに持ち歩けるサイズ感に仕上がっているのではないか。

 iPad2の中身でまず注目すべきは、デュアルコアの「A5」チップだ。チップとしての処理性能が2倍となり、グラフィックスでは最大9倍のパフォーマンスを発揮するという。

■動画や音楽の編集もストレスなし

 ウェブ閲覧などの通常の用途では、もともと初代iPadの処理が速かったこともあり、「劇的な進化」はなかなか感じにくい。しかし、これまでパソコンでしかできなかった高い負荷がかかる処理も快適に難なくこなせるようになったのは大きな進化といえる。

 特にアップルが販売するビデオ編集アプリ「iMovie」ではハイビジョン(HD)動画を指先1本で編集し、音楽を自由に組み合わせて1本の動画を手軽に作れる。実際にiPad2を持って、パンダでにぎわう上野動物園であれこれ撮影し、動画を編集してみた。シーンの入れ替えやエフェクトの追加などがストレスなく行えるのに驚かされた。




ビデオ編集アプリ「iMovie」



音楽演奏・編集アプリの「GarageBand」



きめ細やかなグラフィックスのゲームアプリの「Infinity Blade」


 音楽好きであれば音楽演奏・編集アプリの「GarageBand」がオススメだ。ギターやピアノ、ドラムなどの楽器を演奏でき、さらに8トラックの録音・編集が可能である。

 このような映像編集や音楽制作は、これまではパソコンでしかできないものだった。それだけに、iPad2で手軽にできるようになったことはすばらしい。高く評価できる。

 ゲームアプリでは、本格ゲーム機に負けないほどのグラフィックス性能を発揮し、なおかつ快適に操作できる。「Infinity Blade」などのゲームアプリで体験できるグラフィックスのきめ細やかさは圧巻だ。

■HDMI出力で変わるゲームや利用シーン

 iPad2で新たな可能性を感じるのがHDMI出力だ。オプションのケーブルを接続することで、テレビへの出力ができるようになった。

 高精細なゲームをHDでテレビに出力して、iPad2をコントローラーにして楽しめる。たとえばレースゲームではiPad本体をハンドル代わりに操作して運転できるのが魅力だった半面、iPadの画面も動いてしまうため、見やすい状態のまま運転できるわけではなかった。しかしiPad2ではゲームをテレビに出力して、手元の本体をメニューの選択やハンドルの代わりに利用できる。今後は大手ゲームメーカーが、iPad2向けに高精細なアプリケーションを投入する可能性も十分にあるだろう。

 HDMI出力では、iPad2に表示したすべての画面をテレビに表示できる。ビジネスマンなら、出先でちょっとしたプレゼンテーションが可能だ。教育現場でも、先生がiPad2を操作して生徒に大画面でウェブページや動画を見せるといったことに使えるだろう。今年7月の地上アナログ放送終了を目前に、HDMI対応のテレビが急速に普及してきたことを考えると、使える場面はかなり多くなりそうだ。

■大画面ファインダーが変える撮影現場




本体内側についたVGAカメラ



本体背面についたHDカメラ
 もう1つ、初代からの進化点といえば、「カメラ」だ。本体背面にHD(720P)カメラ、内側にVGA(640×480ドット)カメラを内蔵した。動画、静止画の撮影だけでなく、アップルが提供するビデオ通話サービス「FaceTime」を利用できる。

 iPad2を持って、上野動物園で4月から一般公開されたパンダのリーリーとシンシンを撮影しに行ってみた。

 まず感じたのが9.7インチの大画面がファインダーになるということが、思いのほか新鮮だったということだ。ここ最近は写真を撮る場合、携帯電話やスマートフォンの4インチ前後の画面で見ることがほとんどだった。本格的なデジタルカメラでは、画面サイズはもっと小さいことが多い。




iPad2の内蔵カメラで撮った上野動物園のパンダ



デジタルズームを使いアップで撮影した画像
 そんななか、iPad2は9.7インチの画面を見ながら撮影する。小さな画面では一人で集中して撮影するのが当たり前だが、iPad2なら複数の人間が集まってワイワイ騒ぎながら撮影できるため、楽しみが倍増するだろう。

 肝心の画質に関しては、あまり期待しない方がいい。画面が大きいこともあり、画質のあらも目立ってしまう。特にデジタルズームで最大限にアップさせると、だいぶ荒れた状態になってしまうので注意が必要だ。

 最後に、大きく進化していたのがセンサーだ。新たに3軸ジャイロスコープが追加され、加速度センサーとコンパスが連携し、本体がどの方向を向いてどう動いているかを感知するようになった。




「Virtual History-ROMA」の画面
 ゲームアプリであれば、本体を持って背面を向くと、それと連動してiPad2内の画面も反応する。「N.O.V.A.2」というアプリでは、背後や上方から襲ってくる敵にiPad2の本体を向けて戦わなくてはいけない。「Virtual History-ROMA」というアプリでは本体を上に向けることで、ローマのコロッセオをその場で見上げているかのような体験ができる。本体の動きに連動するので、バーチャルな画面でも、よりリアリティーを感じることができるのだ。

 今後、iPad2ではこれらセンサーを生かしたゲームだけでなく、観光案内アプリなども増えてきそうだ。

■国内3Gモデルはソフトバンクでしか使えない

 国内、海外で販売されるiPad2はいずれもスペック的には同一のものだ。海外で購入しても、日本語は問題なく使える。筆者は3月25日にオーストラリアでiPad2を購入したが、国内版は本体背面に日本の無線通信機器として技術基準に適合していることを認定する「技適マーク」がプリントされている程度の違いしかない。




国内版iPad2にプリントされた「技適マーク」
 当然、国内で販売される3GモデルはSIMロックがかかっており、ソフトバンクモバイルのネットワークしか使えない。ただし海外に持ち出せば現地の通信事業者のSIMカードを使える。

 最近ではNTTドコモや日本通信が、海外で流通するSIMロックフリーのiPhoneやiPad向けにmicroSIMカードを提供している。特に日本通信は、1Gバイト分を9800円で使えるプリペイドプランなどを投入している。

 では、ソフトバンクモバイルのネットワークに接続したiPad2と、NTTドコモネットワークに接続したiPad2では、通信速度の違いはあるのだろうか。

■新宿では夜・早朝とも通信速度に大差なし

 トラフィックが混んでいそうな午後10時と、すいていそうな早朝5時台に、それぞれSpeedtestアプリを使い平均速度を測定してみた。

ソフトバンクモバイルとNTTドコモの速度の違い 下り 上り
22時台 ソフトバンク iPad2 1878Kbps 163Kbps
ドコモ+SIMフリーiPad2 2134Kbps 133Kbps
5時台 ソフトバンク iPad2 1937Kbps 78Kbps
ドコモ+SIMフリーiPad2 2223Kbps 143Kbps

検証場所は東京新宿区の住宅街。Kbpsはキロビット/秒

 ほとんどの場合、ドコモの平均速度が速いものの、この程度の違いなら実際の使用シーンでは使い勝手にあまり差はないかもしれない。ただし測定場所が東京新宿区の住宅地のため、時間帯や場所など環境の違いによって結果が変わることはあるだろう。

 「いつでもどこでもiPad2を持ち歩いて使う」というのであれば、間違いなく3G+Wi-Fi版を購入した方がよいだろう。しかしiPhone4や他のスマートフォンとiPad2を併用するなら、iPad2はWi-Fi版にしておくのが得策だ。Wi-Fi版の単体購入なら、当然のことながら月々の通信料は発生しない。「たまに外出先でも通信を使う」のなら、海外のSIMロックフリー版を購入して日本通信の1Gバイト分を使えるmicroSIMカードと組み合わせて、使い切ったらチャージするという運用も可能だ。




上はソフトバンクモバイルにつながる国内版iPad2、下はSIMロックフリー版のiPad2にNTTドコモのmicroSIMカードを差したもの
 ノートパソコンなども使うユーザーならば、iPad2のWi-Fi版に携帯電話会社などが販売しているポータブルWi-Fiルーターを組み合わせるのが経済的だ。

■初代に比べ利用シーンは格段に広がる

 iPad2は初代iPadから細部にわたって進化を遂げている印象がある。初代iPadを持っているユーザーが買い替えるべきかは悩ましいところだが、初代ユーザーがiPad2を持てば、間違いなく薄さと軽さの進化を実感できるのではないだろうか。

 携帯性が増しただけでなく、HDMI出力やパソコンに匹敵する処理能力を得たことで、使えるシーンは格段に広がった。そういった意味でも、iPad2のコストパフォーマンスは高いと言えそうだ。アンドロイドで対抗するライバルたちに高いハードルを課す製品が登場した。


石川温(いしかわ・つつむ)
 月刊誌「日経Trendy」編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。携帯電話を中心に国内外のモバイル業界を取材し、一般誌や専門誌、女性誌などで幅広く執筆。近著に「グーグルvsアップル ケータイ世界大戦」(技術評論社)など。ツイッターアカウントはhttp://twitter.com/iskw226
ぃーね!

コメント

2011年
04月28日
02:57

1: -

「アンドロイド勢」を迎え撃つ、という戦略だそうですが、私もそのアンドロイド勢の一人ですね。
なんか、軍団に名前がついたみたいでうれしいです。
というか、昔からアンチ・マックなのでした。

ジョブス氏の健康大丈夫でしょうか。心配です。
諸葛亮孔明のように、本当はもう死んでいるんだけど、そうは公表しないのかも。。

2011年
04月30日
02:51

2: -

小林千寿先生のブログでは、iPad2をべた褒めでしたね。
フランス人の友人にたのんで先行取得したとか。
ということはフランス語版を使っているのかな。。

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