松江大好きさんの日記

(Web全体に公開)

2011年
05月27日
17:55

東京電力「尾瀬、売却せず」 群馬県知事に回答


産経新聞の記事ですが、とんでもないところにも影響があるもので驚いています。尾瀬の土地をクニが買い取ると、東京電力の直接支援と批判されるのでしょうか?
国立公園を国が保有し、環境整備するのは、当然の施策として国民の理解が得られると思います。




2011.5.27 16:45
 尾瀬国立公園の約4割の土地を所有する東京電力が、土地を売却しないよう求める要望書を出した群馬県の大沢正明知事に「尾瀬の土地は大切な事業用資産で、現時点で売却は考えていない」と回答したことが27日、分かった。大沢知事が県議会で明らかにした。

 大沢知事によると、東電は「入山者の安全確保のため、責任を持って最小限の維持を行っていく」と説明。回答は26日に届いた。知事は「今後も国、東電に保全について訴えるとともに、貴重な自然を守っていきたい」と述べた。

 福島第1原発事故の対策費用がかさんだ東電は、電気事業の遂行に必要不可欠な資産を除き売却する方針を明らかにしている。


鳩山邦夫氏らが「尾瀬議連」設立へ
2011.5.25 20:34
 鳩山邦夫元総務相らが、原発事故の賠償費用を捻出するため東京電力の保有地を売却する案が浮上している尾瀬国立公園を守る超党派の議員連盟「尾瀬を守る議員の会」を設立することが25日、分かった。26日に国会内で初会合を開催する。

 呼びかけ人は鳩山氏のほか、自民党の田中和徳、河井克行、民主党の川内博史、牧義夫の4氏。公明党議員などにも参加を要請している。設立会合の案内には「東電の資産売却が国民の利益にかなう適正なものとなるよう党派を超えて議論する」と記されているが、表向きの目的はもちろんのこと、鳩山氏が模索する将来の政界再編に向けた連携を深める狙いもありそうだ。


尾瀬が売却不安抱え山開き 東電が4割所有、売却は不明 
2011.5.24 10:43

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尾瀬国立公園の山開きの式典で、登山者の安全を祈願する神主=24日午前、福島県檜枝岐村の御池登山口
 ミズバショウの群生地として知られ、東京電力が約4割を所有している尾瀬国立公園の山開きの式典が24日、福島県檜枝岐村の御池登山口で開かれた。福島第1原発事故の賠償金支払いをめぐり、土地売却を懸念する声が出ており、例年とは趣を異にしている。

 式典では安全を祈願し、記念登山を実施。ミズバショウの見ごろは6月上旬。原発事故の影響で自然保護の在り方を話し合う夏の尾瀬サミットの中止が検討されている。

 東電は、水力発電の水源地として公園約3万7200ヘクタールのうち、群馬県側の約1万6千ヘクタールを所有。

 売却の有無に東電側は「決まっていない」。枝野幸男官房長官は18日の記者会見で「優先順位から言えば、もっと先に売却できるものがある」との認識を示している。


尾瀬国立公園内の社有地売却案浮上 東電が賠償財源捻出で
2011.5.17 01:35
 ミズバショウなどの美しい自然で知られ、群馬など4県にまたがる尾瀬国立公園(約3万7200ヘクタール)のうち、東京電力が保有する土地を国に売却する案が浮上している。福島第1原発事故の賠償費を捻出するためで、政府関係者は16日夜、「当然、国が買い取ることになる」と語った。

 尾瀬は大正時代、水力発電の水源地として電力会社による取得が進んだが、計画が頓挫し、東電が設立時の昭和26年に引き継いだ。公園全体の4割、特別保護地区の7割を保有し、湿原保護などで年約2億円を拠出。国は東電所有地を国立公園として運営している。

 東電は数千億円の資産売却を目指しているが、尾瀬の土地を民間に売るのは困難とみられていた。売却額などは未定だが、国が購入すれば、東電への直接支援と批判される恐れもある。

 尾瀬の観光シーズンは5~10月で、平成22年度は35万人近くが訪れた。
ぃーね! (1) 天和 
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