「2号機炉内、センサーで調査=作業員死亡、3人目-福島第1」
時事ドットコムの記事です。
東京電力福島第1原発事故で、東電は6日、2号機原子炉内の損傷状況を詳細に確認するため、通常は運転中の出力確認に使う計124個の中性子センサーに電気信号を送り、反応があるセンサーがどれだけ残っているか調べると発表した。3号機でも来週行う。
1~3号機原子炉は冷却機能喪失で炉心が溶融し、燃料の大半が底部に落下したとみられている。中性子センサーは炉内の上から下まで4カ所に設置され、1カ所につき31個。大半が燃料と一緒に落下したと考えられるが、信号に反応があれば残っている可能性がある。
また東電は3、2号機に続き、1号機でも原子炉への注水ルートを複数にして安定化させるため、圧力容器上部のヘッドスプレー系を使えるか調べる。
一方東電は、同原発で放射能汚染水の貯蔵タンク関連の作業をしていた50代の男性作業員が5日に体調不良を訴え、6日に死亡したと発表した。男性は8月から働いており、累積被ばく量は約2ミリシーベルト。東電は、被ばくと死因との因果関係は考えにくいが、死亡診断書で確認するとしている。作業員の死者は計3人となった。(2011/10/06-13:28)
被曝量が少なくても、精神的重圧による疲労は心身症を引き起こします。
人によってストレスコーピング能力に違いがあるため、必要なストレスチェックなどの心理アセスメントを行えば、早めに休息をとらせたり、配置転換をしたり等の対策で、防げた可能性が強かったのではないでしょうか?
建設現場で、3人も亡くなれば基準監督署は、当然に作業停止を命じ原因究明と対策をとらせます。
それとも、残念ながら福島はチェルノブイリなのでしょうか?
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011100600386
コメント
10月06日
15:50
2: どくとる
そうですね、極度のストレスなんでしょうね。
あと、単純に過労なのかもですね。
10月06日
19:03
3: rinyu
チェルノブイリに近いんじゃないでしょうか・・・。
この数字も怪しいですよね・・・。
10月09日
18:16
4: snpc94
「チェルノブイリ原発事故」
果たしてこのことを知らない高校生がどれだけいるのやら。
日本が心配です。