図書館から借りてきた「囲碁百名局」を棋譜管理ソフトに入力していたら不可解な場面に出くわした。
1999年6月29日 第1回春蘭杯世界選手権決勝三番勝負第三局
李昌ホ(黒) vs 曹薫ゲン(白)
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実戦は◇で終局している。
私には★が1目の手に見えるのですがそこに打たれていない。
春蘭杯は中国主催の棋戦だから中国ルールだと思うけど、中国ルールだと★は打っても打たなくても結果は一緒なのかしら?
コメント
11月06日
12:01
1: -
<お詫び>
中国ルールに関するコメントを書きましたが、間違いがあった気がするので、削除させていただきました。
申し訳ありません。
11月06日
14:17
2: 利根川の杭
ソロモン王さん、削除前のコメントを読ませていただきましたがだいたいそのようなことじゃないかなと思います。
間違っていてもいいじゃないですか。削除しなくてもよかったのに。
11月07日
20:43
3: -
すみません、文章を修正したかったのですが、その機能がないため、一旦削除することになりました。
結論だけいうと、この形は、★に黒から打つのが中国流でも価値ある手のようです。アタリを先手で打たれると、駄目を2連打白ができることになってしまうからです。(中国流では、駄目も1目の価値あり)
11月07日
22:12
4: 並のアマ
この碁に限って言うと、右上以外のダメ数は6です。右上は、黒が★に打てばダメ数4、白が打てばダメ数5となります。
よって、(1)黒が★に打てばダメ数10なので白が手止まりとなり、
(2)打たずに白が★に打てばダメ数11なので黒が手止まりとなります。
(1)の場合は(2)より黒地が1目多いですが、石が一つ少ないのでトータルでは同じです。
言い換えれば、黒がはじめに★の左下にツグと、残りのダメは半分ずつ分け合う(偶数)のでどこから打っても損得はありません。
ただし、ダメ数が奇数の場合は、手入れをしていると白が一つ多くダメを打てることになるので、黒が損をしてしまうことになります。
いずれにせよ、日本ルールと同じように打って損をすることはまずありません。
11月07日
23:16
5: 利根川の杭
うーん。
わかったようで、なんか釈然としないです。
中国ルールは嫌いだあ。