りをじ。さんの日記

(Web全体に公開)

2011年
11月16日
13:56

洛式碁盤が届きましたが...。

タグ : 洛式碁盤
今日、洛式碁盤が届きました。

側面、底面の漆塗りは溜漆という塗り方です。
洛式碁盤のWebサイトにある妙花の写真のようには赤くなく、

ブログテーマ[デザイン]|洛式 世界に1つの碁盤 京都発の最高の贅沢
http://ameblo.jp/kyotogoban/theme-10029036319.html

茶色系の深みのある赤という感じです。
※左側の添付写真

漆塗りはツルテカで素晴らしいと思います。(^^)

銘は秘密です。(モザイク入りw)
金色で注文したのですが、薄黄緑?という感じの色でした。

しかし、天面が...。(^^;
※中央の添付写真

以前、きっずファイブの方に安物とこき下ろされた
青山碁盤店さんで囲碁庵の開発資料として購入したカヤ合板の碁盤
(30号の碁石&碁笥セットと併せて10万円にして頂いた)
と比べても貧相に感じてしまいます。(´・ω・`)

洛式は一枚板の柾目のカヤ盤ということだったのですが、
木目はふにゃふにゃした感じです。

太刀盛りの線は端の方がかすれている部分があったり、
下書きの線が残っていたりしています。

自然の木の風合いを楽しむということなのでしょうか
表面がザラザラしています。
まず、どうやって手入れをして行ったら良いのか
まったく見当も付きませんでした。

また、漆職人さんががんばって
目立たないようにして頂いたそうなのですが
盤端に太刀盛りで付いた刀傷が残っています。
※右側の添付写真

これをできれば
「職人さんが手をかけて修繕していく工芸品の味わい」
として見て欲しいとのことです。Σ(゚Д゚)

京都の土地柄ではそういうものなのでしょうか?
関東の田舎者の私には理解できませんでした。ヽ(´ー`)ノ

これがきっずファイブさんが提案する
「世界に1つの碁盤 京都発の最高の贅沢」なのでしょうか?

私の考えや感性が間違っているのでしょうか?
碁や京都の工芸の知識には明るくないので
自分の感性には自信がありません。ヽ(´ー`)ノ

詳しい方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、ご教示の程、お願い申し上げます。(^人^)

この日記を書いているときに政光さんから電話を頂きました。
そのまま納品にして欲しいと依頼されたら、
支払い済みの34万円で買い取った後に
割って捨てようと思っていたのですが、
政光さんの方から作り直しを検討して頂けると話がありました。

今回、作成して頂いた碁盤をベースに
囲碁きっず&goxi記念オフ会の前日(11/18(金))に
打ち合わせを行う予定です。
ぃーね!

コメント

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4番~23番を表示

2011年
11月16日
17:06

皆さん、コメントありがとうございます。

>1:奈々さん

私は洛式碁盤で3つめです。(^^)

1つめが囲碁の仕事をやる羽目になったときに、初段の新入社員の人から譲ってもらった任天堂の折りたたみ碁盤(3,000円)です。

2つめが政光さんから購入した盤面が鳥獣戯画の京ちりめんでできている9路盤(7,000円ぐらい)です。

数十万円のものは見たことも触ったこともないですね。
分厚い足つきの碁盤でしょうか?

まだ返品するかもしれませんんので、
打ってはいませんが、
本カヤの堅い感じの触感でした。(^^)

>2:おなご先生さん

刀傷と盤端の白くなっているというのは
政光さんから説明がありました実際の話です。
気分を害するようでしたら
何かの間違いだと思ってくださいね。(^^)

たぶん、乾燥した本カヤを割るのは大変ですね。(^^;
そうでもしないと裏切られた感を晴らせない
といった感じです。

納得せずに購入したら
使うたびに思い出して気分が悪くなってしまいそうです。(^^;

>3:まりんさん

ご近所なので、ぜひ、今度見にいらしてください。(^^)

実際に見て気に入るというのは
オーダーメイドの洛式碁盤だと難しいかもしれませんね。

小市民の私が高価な碁盤を注文したのが
間違いの始まりかもしれませんね。(^^;

やはり刀傷はNGですか。(>_<)
自分の感覚と同じ方がいらっしゃって良かったです。(^^)

2011年
11月16日
17:15

今回は私の「碁盤」についての経験の浅さが露呈をしてしまいました。

形状デザイン+漆工芸の「洛式」というもの、先の京都デザイン賞の応募作のように、天面まで全部やってしまうなら、それはそれでありとして....碁盤としてはいちばん肝心な天面、罫(太刀目盛り)が「碁盤屋さん任せ」となってしまい、クォリティのコントロールが全くできていませんでした。実際のところ「碁盤屋さんの太刀目盛り」にそのようなクォリティの問題が存在するということに全く意識がいっておりませんでした。大変申し訳ありません。その点について一から勉強しながら「最高品質の天面」を作り直します。

漆の工芸品は修正、修繕で使い続けていくような文化があり、全面漆塗りの製品はそれでいいのでしょうが....天面に木地が剥き出しかつ、そこにいちばんの価値のある碁盤では判断基準が違う...そこのところで、漆工芸の方が刀傷のことを修正してみると言われたときに、私の判断ミスが出たと思います。

数ヶ月をかけて修正・修繕した結果がこのような仕上がりであり、当初の納品予定から半年近く遅れている状況で、明後日、ハンドキャリーでお持ちしてどのようにさせていただくか相談するつもりであったものを、ハンドキャリーは大変なので宅配便でお送りしたということでして、もとより「納品」のつもりでなかったことはご理解いただきたく思います。

よろしくお願いいたします。

2011年
11月16日
17:33

政光さん、コメントありがとうございます。

電話のときよりも政光さんのお考えがよくわかる説明になっていると思います。ありがとうございます。

作成途中に何度かやりとりさせて頂いたメールにも毎回書いていますように、時間は余り気にしていません。良いものに仕上げて頂くことをお願い致します。

今回、実際の碁盤を見せて頂いたことで、それをベースにお互いの認識を話し合いやすくなったと思います。
高い投資になってしまいましたが、これから良い碁盤を作って頂けることにつながると嬉しく思います。

2011年
11月16日
17:38

太刀目盛りと刀傷について補足しますと...

昨年の囲碁フェスティバルで使っていただいた「妙花」の罫は印刷でした。今回、碁盤屋さんから太刀目盛りされた碁盤が届いたとき、「さすが太刀目盛りは違うな」と思うのみで、そのクォリティについて何の疑問も持たなかったというのが正直なところでした。結果的に認識不足というようりありませんでした。

刀傷も、そこでしっかり目視検査をすれば発見できたかもしれないのですが....実際には側面に何工程も塗りを重ねて、最後に色のついた漆を塗ったときに天面に滲んできたところで発覚したものでした。
その時点でどうするか、というところで前述の判断ミスとなってしまったものでした。

本来、製品発売前には試作テストが不可欠ですが、太刀目盛りについては試作検討なしの本番としてしまったことでこのような不手際となってしまいましたこと、お詫び申し上げる次第です。

今回の経験を踏まえて、改めて「本番」への再チャレンジお許しお願いいたします。

2011年
11月16日
17:39

6を見る前に7を書きました。

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

2011年
11月16日
21:07

>7:政光さん

太刀盛りについては政光さんでもそんなことがあるのかと少し意外に思いました。

刀傷は間近で見ないと気付きにくいと思いますが、どなたがどのように判断や品質管理をしているかが重要だと思います。

ぜひ、今回の経験を踏まえて、改善して頂けると有り難く思います。

2011年
11月16日
21:10

補足です。

洛式碁盤については政光さんが碁盤の販売側で、
私がその顧客というだけの関係です。

ネット碁での業務提携関係とは
何ら関わりがないことですので
ご心配なく。(^^)

2011年
11月17日
05:15

こんなやりとりがオープンになるwebってすごい・・・と思ってしまった。

気に入ったものに仕上がると良いですね。

2011年
11月17日
06:08

12: -

目盛が不揃いだったり傷がついていたりしたらそれはきっずファイブではなく碁盤屋さんの責任なのですから気がついた時点で返品交換を申し出れば何の問題もなかっと思うのですが…。

なぜ碁盤屋さんにクレームをつけず修正の道を選ばれたのでしょうね?

2011年
11月17日
10:42

義行先生

7に書いたような経緯なのですが...碁盤屋さんから届いたものを無条件に信じこんで心理的盲点が生じたとしか、今となっては...

「碁盤」に対する経験不足が露呈したと認識しています。
皆さんにご迷惑をおかけしながら、貴重な経験をさせていただきました....

2011年
11月17日
10:47

ひからずさん、義行先生、コメントありがとうございます。

>11:ひからずさん

ありがとうございます。

オープンにするのは異常でしょうか。(^^;
洛式碁盤の購入を考えている方への情報提供や
政光さんを始めとするきっずファイブさんのお考えがわかる
きっかけになるのではないかと思っています。

>12:義行先生

政光さんからの説明では
太刀盛り作業後に、漆の仕上げの工程が行われて
そこで漆職人さんが刀傷に気付かれたとのことでした。

太刀盛りの品質に対しては、政光さんから説明はありませんでしたが、
私の主観では問題があるのではないかと思いました。

写真では伝わりにくいかもしれませんが
洛式碁盤と1桁万円の碁盤の太刀盛りの様子を添付致します。

左側:洛式碁盤 隅の鉛筆での下書き
中央:洛式碁盤 辺での細くなっている部分と曲がり
右側:1桁万円の碁盤

こういった品質のムラは青山碁盤店さんと
他の店舗では違うものなのでしょうか?

2011年
11月17日
17:23

たしかに、粗い仕事にみえますねぇ~

2011年
11月17日
17:32

>15:ひからずさん

やっぱりそう思いますよね。(^^;
この碁盤を見たときは、これが
「世界に1つの碁盤 京都発の最高の贅沢」
なの???
と思ってしまいました。

次は良い仕事をして頂くことを期待しています。

2011年
11月17日
22:15

とっくり(おちょこ付き)ま~ゆっくりまちましょう。

2011年
11月17日
22:51

まったく...そのとおりですね

2011年
11月18日
01:18

>下書きの線が残っていたりしています。

そりゃないですねー。
叩き割りたい気持ち、よくわかりますよ。

私も洛式憧れていて、本気で購入を検討していたんですが、
〝ドンびき〟ですねー。
もう、だめですねー。

貴重な情報をありがとうございました。

2011年
11月18日
10:54

>17:すっぽんのヒカさん

待ちましょう。

>18:政光さん

「その」がどれかわかりませんでした。(^^;
「ゆっくり待て」ということですか?

>19:月影さん

今回のは政光さんのコメントにあるように
ぶっつけ本番で作成して失敗してしまったもののようですので
次にできあがってくる碁盤まで
評価は保留して頂いた方が良いかと思います。(^^)

2011年
11月18日
19:14

今日、政光さんが来社されたので、
ウチの会社の安物碁盤と洛式碁盤の天面を
じかに触って、見て、確認して頂きました。

政光さんも違いに驚いていました。
囲碁庵の開発資料として
ちゃんとした碁盤を購入しておいて良かったです。( ^^)b
もし、買ってなかったら、そういうものだと思って
納品を受け入れてしまったかもしれません。

結局、きっずファイブさんへ返送することになりました。
着払いで。:p

> 銘は秘密です。(モザイク入りw)
> 金色で注文したのですが、薄黄緑?という感じの色でした。

日記本文で上のように書きましたが、
今日、蛍光灯の下で確認したときは金色でした。
前回は太陽光だけで見ていたので
色が違って見えていたようです。
誤った情報を書いてしまい申し訳ございませんでした。<(_ _)>

でも、蛍光灯の光で確認したら
漆塗りの上に金色の粉が飛び散っていたり、
拭き取った跡が確認されました。
しかも、一部剥がれていました。(゚Д゚)

銘の上から漆を塗る技法にはできないのか
(※この技法は「蒔絵(まきえ)」と言うそうです。)
政光さんへ確認したところ
「それにはさらに10万円以上は掛かると思う。」
とのことでした。(゚Д゚)
ですので、作り直し時は銘は入れないようにお願いしました。

作成作業が半年ぐらい遅れたお詫びに
銘を入れると仰って頂いたのに大変残念です。(>_<)
言葉もちゃんと考えたのに...。

もう発送してしまいましたので、
洛式碁盤はリキネットシステムにはもうありません。
政光さんが了承すれば京都で確認できると思います。

2011年
11月18日
21:35

22: -

>ウチの会社の安物碁盤と洛式碁盤の天面をじかに触って、見て、確認して頂きました。
>政光さんも違いに驚いていました。

政光さんは普通の碁盤の天面を今日初めて触られたのでしょうか?

2011年
11月18日
23:05

義行先生、今回のことは何を言われても返す言葉は全くありません...

棋譜作成
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