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たけのこ囲碁協会
昨日のたけのこ杯北海道冬休みこども囲碁大会、沢山のこどもたちを迎えて、なかなか盛況のうちに終えることができました。いい大会だったと思います。
私は、スタッフとしてトラブルなどに備えるため会場を見まわったりするつもりでいたんですが、そうはいきませんでした。
というのも、私が余興として持ち込んだ21路盤とカラー碁石を使って義行先生が出題した詰碁にこどもたちが群がってきて、「ねー、ここ打ったらどうなるの?」「こっちだとどうですか」とか私にガンガン聞いてくるのです。
正解すら知らないというのに、延々応手をし続けるのは骨の折れる仕事です。ていうか、きちんと応対できるなら私は高段者ですよ!?
近くを通りがかった元院生の少年に声をかけ、間違いをとがめる手を考える役をやってもらってなんとかこなすことができました。
そのうち、こどもたちも別な問題をせがみ始めて、仕方ないから手元にあった義行先生の格言講座やたまたま持っていた碁ワールドからネタを拾ってきて出題・解答・応手をずーっと続けていました。たっぷり4時間くらいそればかりしていたような気がします。
鈴木伸二プロご推奨の、河野臨先生出題の懸賞詰碁をみんなで解いたり(解けなかったけど解答は教えてもらった)、囲碁パズルをやってみたり色々でした。ずーっと詰碁の応手を考え続けるというのも、かなり棋力を要求される仕事です。さっきも書きましたが、あれが完璧にこなせるなら私は義行先生相手でも3子で十分打てるでありましょう。
詰碁があんなに評判になるなんて、なんて将来有望なこどもたちなんでしょうか。偉すぎです。僕にとって、詰碁なぞ苦行でしかないというのに……
あんなに受けるんだったら来年はもっとちゃんとネタを仕込んできて、もっと盛況の詰碁コーナーにしてくれよう、と思いました。カラー碁石の評判もそこそこでした。色合いが目を引くからこどもたちが寄ってきたという可能性もあrます。欲しがる子とかいたんですけど、韓国でないと売ってないのですいません、て感じでした。
コメント
12月24日
09:01
1: ひからず横浜
私にも苦行です。
詰め碁すきなひとは羨ましいです。
12月24日
10:16
2: 春海
これを読んでふと思ったんですが・・・、
碁が打てる子供にとって、詰め碁はパズルのようなものかもしれません。大抵の子供はパズルが好きですよね。
大人の我々に詰め碁が苦手という人が多いのは、「難しい勉強」という意識があるためではないかと・・・。難しい勉強は子供も普通は嫌いです^^
だから、「易しい詰め碁をやるのがいい」と言われているのでは?
12月24日
10:59
3: どくとる
ひかさん
苦行が好きなら強くなれますよね。ホントに羨ましいですね。
春海さん
そうですね。私もパズル感覚で楽しめればいいんですが。