25日の日記「筋が見えたとき」はこんな碁でした。
三子局の白番。黒が◆に継いだところ。
このとき我輩は「ははあ、黒ちゃんは右上の白は封鎖すれば死にと思っているな。ところがぎっちょん、Aにコスミを打てば活きて(セキ)いるもんね。」と内心ほくそ笑んでいた。
┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯A┯┯┯┯┓
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●○┼┼┼○○●
┠┼┼○●┼┼┼◆●○●○○○┼○●┨
┠┼○・●┼●┼●○○○○●┼●┼●┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼●┼┼┨
┠┼┼○┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼○┼┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●┼┨
┠┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●○┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼○┼┨
┠┼┼・┼┼┼┼┼●┼┼┼○┼・┼┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼○┼┨
┠┼┼┼┼○┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┨
┠┼○┼○┼●┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┨
┠┼┼┼┼○┼┼┼●○┼┼┼┼┼●┼┨
┠┼┼●●○●●┼・┼○┼●┼●┼┼┨
┠┼┼●○●○○┼○○●●┼┼┼┼┼┨
┠┼┼┼┼●●○┼┼┼○●┼┼┼┼┼┨
┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛
それから10数手進んで「まてよ、◇でも活き(セキ)だろう。」と思い、◇に打ち黒の活きを強制して先手で活きたつもり。
戦いは左辺に移りそこで白が失敗して碁は黒の中押し勝ちに終わりましたが、黒も白のヨミを信用していたようです。
終局後これが大いなる錯覚だと気がついた。黒から殺す手があったのだ。
┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●○┼┼┼○○●
┠┼┼○●┼┼┼●●○●○○○◇○●┨
┠┼○・●┼●┼●○○○○●○●○●┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●●┼●┨
┠┼┼○┼┼┼┼●┼○●●┼●○┼┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○●○┼●●┼┨
┠┼┼○┼┼┼┼┼●┼●○○┼●○┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼○┼┨
┠┼┼・┼┼┼┼┼●┼┼┼○┼・┼┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼○┼┨
┠┼┼┼┼○┼┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┨
┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┨
┠┼○┼○┼●┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┨
┠┼┼┼┼○┼┼┼●○┼┼┼┼┼●┼┨
┠┼┼●●○●●┼・┼○┼●┼●┼┼┨
┠┼┼●○●○○┼○○●●┼┼┼┼┼┨
┠┼┼┼┼●●○┼┼┼○●┼┼┼┼┼┨
┗┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┷┛
コメント
12月29日
22:19
1: 並のアマ
基本死活ですが、うっかりしやすいですね。
答えはすでに図に出ているようですが^^
12月29日
23:05
2: やじるし
ところがぎっちょん(笑)^^
12月30日
07:15
3: 並のアマ
思わず「ところがぎっちょん」で検索してしまいましたw
なんと江戸時代〜明治初めから使われていたようですね^^
12月30日
07:26
4: 利根川の杭
お二人には聞き慣れない言葉だったようですね。
私は子供の頃よく使いましたけど。
喜んでいただけたようで嬉しいです。