先日の日記で死活の筋の話をしました。
橋本先生も塚本氏も下図の左はオキ筋、右はコスミ筋に分類すると思います。
いずれも黒先。左は死、右は活。
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それではこの図はどうでしょうか。
いずれも黒先活。
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右はナラビの筋かな?左はケイマの筋かな?
私に言わせればいずれも疑問符がつきます。
そこで私は死活の筋の分類に2の2の筋を加えるべしと考えます。
上記の4つの形はいずれも2の2が筋にあたりますので、2の2の筋で死あるいは活と言ったほうが覚えやすい。
どうやら2の2は2の1と同様死活における盤上の急所と覚えておいて損はないと思われます。
コメント
12月30日
12:28
1: やじるし
1の1をめぐる急所になるのでしょうか・・・。
1の1なんて、絶対に石が行きそうにないところですよね・・・。実はものすごく価値が・・・?
そう思うと、石は価値のない所に打たれるべきなのでしょうか。(は、はは・・・半笑)
12月30日
16:04
2: 利根川の杭
> 1の1をめぐる急所になるのでしょうか・・・。
1の1とはあまり関係ないと思いますが2の2は眼形の急所になります。
> 1の1なんて、絶対に石が行きそうにないところですよね・・・。実はものすごく価値が・・・?
あまり多くありませんが1の1の筋もあるのです。
たとえば下図の左は1の1しか活きる手がありません。
右は拙作の詰碁ですが1の1の筋が出てきます。
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12月30日
17:06
3: やじるし
・・・・(゚o゚)