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雑記(囲碁関係あり)
このように、一辺に一間ジマリ二つと鉄柱が一つある形を「よしゆき」と言います。私がかねてからそのように呼んでいる形ですが、このたび形に命名をしていくにあたって早いうちにこれにも命名をしてしまおう、というわけです。
言わずと知れた、義行流の代表的な形の一つですね。というより私はこれこそ義行流の象徴たる構えであろうと勝手に認定して「よしゆき」と命名する次第。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@@]AP[StoneLeaf2]AB[dd][fd][jc][jd][nd][pd])
この形の特徴は、やられたときに深い衝撃を受ける、というところです。私は置碁で下手にこれをやられて、それこそ鉄柱で殴られたような衝撃を受けました。以来、義行流を学ぶようになったという経緯があります。形の威力はやられたときによくわかる、と思います。
義行先生はこれの威力を知っているからか、三連星の構えには内側からかかります。いわく、三連星は内側の方が価値が高いから、らしいです(確か)。
そういえば韓国のプロ棋士、イ・ダヘ先生に6子で勝った時も私が使ったのはこれでした。後にも先にもプロに6子で勝ったのはあれっきりです(ていうか勝ったのがあれっきり)。
攻防両面にわたって絶大な効果を発揮するこの構え、6子以上の置碁では相当な高確率で使用可能です。特に相手が強ければ強いほど、序盤はセオリー通りに打つことが多いので、きれいにこれが決まります。
みなさま、どうか一度お試しあれ。上手の方はぜひ一度食らってみてください。もう、投げたくなること請け合いです。
コメント
01月02日
10:12
1: irya
ここからでも負けるから困ったものです(^^;
01月02日
10:28
2: どくとる
iryaさん
実は私も、これをやられた対局はそこから頑張って勝ったのでしたw
まあ、それはそれってことで。
01月02日
10:38
3: シホ
明けましておめでとうございます。
すごいな〜、この形。
いつも6子で打ってもらうあの人にやってみよう!
と思いました。
01月02日
10:49
4: どくとる
シホさん
お、いいですね。きっとうまく行きますよ!三連星の星の石を、両方一間で受けるのがポイントです。相手が富士山型にしてきたときがタイミング。
一例を示します♪
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[W]SS[@10]AP[StoneLeaf2]AB[pp][pj][pd][dp][dj][dd];W[fc];B[df];W[kc];B[qf];W[fq];B[dn];W[nq];B[qn];W[jp];B[cj])
01月02日
10:51
5: 臥龍@崩壊中
一瞬ドキッとしました…^^;;;
01月02日
11:01
6: どくとる
臥龍さん
なんでまたww
義行先生を呼び捨てている気分になるからとか!?
01月02日
12:47
7: どくとる
あ、そうか。臥龍さんもそう言えば、そうですよね。
ドキッともしますね!
01月05日
02:43
8: ボーボ
義行流とい言えば、第一印象はやはり鉄柱ですねw
義行先生にご指導を受ける前は、私はこの鉄柱の効果のすごさがわかりませんでしたね~^^;
01月05日
08:18
9: どくとる
ボーボさん
そちらの第一印象も鉄柱ですか。やはり「よしゆき」の名にふさわしい?