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ランカ
最近政光さんが推している「Ranka」ですが、三角形のマス目に三角形の駒を交互に置きあい、相手の駒を5枚先取したほうが勝ちというゲームです。
この場合、マス目に置くので、隣り合う三辺に相手の駒が来たら取られることになります。
コウ、着手禁止点のルールは囲碁と同じです。
従いまして、呼吸点が三つしかない囲碁、と数学的には等しいわけで、これは六角形の交点に石を置く囲碁と、本質的に同じゲームということができます。(昔私が「ヘキサ碁」と呼んでいたゲーム)
政光さんからセットをいただいたので何ゲームかやってみましたが、やはり呼吸点にあたるものが三つしかないので、すごい勢いでダメが詰まるのが特徴ですね。
さて、このゲーム、恐ろしいことにパスがありません。
実は、互いに慎重に打つと「自陣」のようなものがおのずと出来上がって、相手の侵入を許さない「地」にあたるエリアが出現します。なのですが、パスがないということはどういうことか。
そう、最終的には無理を承知で敵陣に突っ込むか、自陣のマス目を埋め続けて、自ら目をなくして取られるか、二つに一つとなります。これは、碁を知る者には苦痛です。
ていうか、やってみるとわかるんですが、結局のところ地が多いほうが勝つことになります。それはそうですね、互いに自陣を埋めあっていけば、自陣に目の多いほうが取られずに済む(先に相手があたりになって取られる)道理です。
なので、じゃあ結局はパスありにして「終局」を可能にし、陣地の多いほうが勝ち、というゲームでいいんじゃないか?と思っています。
または、「終局」までにどちらも5枚取れなければ引き分けとするか、いずれかでしょう。
こういうゲームをやると、囲碁のルールがいかにして確立されていったのか、わかるようです。なかなか興味深いですよ。
コメント
01月20日
22:34
1: ピンクのバラ
今日はありがとうございました(^O^)
思いがけずRANKAにもお目にかかることができ楽しかったです!(^_-)☆
01月22日
10:00
2: どくとる
ピンクのバラさん
ちょうどいいものが届いていてよかったです。碁的もお渡しできましたしね ^^