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梶原定石(2) docMM囲碁日記 テーマ7 ~序盤~
この形、一応、黒の地、白の勢力のワカレになっていますが、じゃ、黒は完全に生きているかというと、白1から7までなんてやって来られると一眼しかありません。つまり、局所的には生き形じゃない。
下手心理からすると、”あぁ、もうダメだ”ということになるのですが、白も勢力と言いつつ全然威張れた形ではなくて、A (最後の手段)や、B、C などの手が残っていて生きる手段にこと欠きません。
逆に言うと、この A ~ C の白の欠点がひとつでも残っていれば黒は生きていると言っていいでしょう。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@@]AP[StoneLeaf2]AB[pn][kq][lp][jq][hq][pp][lq]AW[nq][no][kp][jp][lo][ip][go];W[gq];B[hr];W[mr];B[lr];W[ir];B[iq];W[jr](;[tt])(;B[gr];W[fq];B[fr];W[eq];B[er])(;B[mo];W[mn];B[mp];W[kn];B[np])(;B[gp];W[hp];B[fp];W[fq];B[eq]))
コメント
04月04日
14:47
1: mikoinrp
白G5に対して普通黒はG3と受けて置くものだと思いますが、まあ、他にどうしても打ちたいところがあれば手を抜くでしょう。
白G3の付けに対して一番確実に(変化の余地なく)生きるにはH4に出るのが分かりやすいと思いますが、良し悪しは分かりません。
04月04日
19:00
2: docMM
> mikoさん
いつもいつもありがとうございます。
ちょっと先をこされてしまいましたが、黒G3は次に取り上げたいテーマでした。黒G3は”受け”の手だと思うでしょう(私もそう思っていましたが)。次回、明かされる驚愕の事実。。!!