本家さんに今日、お目にかかってきました。
眠られているようでした。
葬祭場が混んでいるため、木曜日に亡くなったのに、通夜は水曜日で葬儀は木曜日の午前中になってしまったようです。
風邪が原因ですが、たぶんCOPDがあったのでしょう。
急に呼吸不全をおこしてしまい、ヘルパーさんが気が付いたときは心肺停止状態で、救急車を呼び搬送された病院での蘇生術で、機器を付けた状態での呼吸と心拍は回復することはできたようですが、心臓停止状態が長すぎたようで、脳に重大なダメージを受けてしまったようです。
植物人間として長らえるのは本人も望んでいなかったでしょうから、ご臨終となってしまいました。
在宅酸素療法が必要になってからも、たばこを手放さなかったので、ある意味仕方がないのかもしれません。
10月13日の赤旗名人戦東京都予選を楽しみにしていて、木曜日の朝風邪で少し具合が悪いので、横になって早く治すようにすると言って、寝たのが家族との別れになったようです。
最後まで、囲碁中心に考えておられた方でした。
火事で失った碁会所を再開したいと、大事に部屋の隅に積み上げて保存していた碁盤・碁石が、本家さんを見送っているようでした。