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囲碁サロン雅
http://imopanchi.blog.fc2.com/blog-entry-28.html
本当に不思議です♪
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├┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●○┼○┼○┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┤
├┼┼+┼●┼┼┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼●┼●┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼○┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼+┼┼┼┼┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼┼◇┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼○┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼●┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼●┼┼┤
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昨日題材にあげました図です。
白◇に対して黒はどうするか?という場面です。
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├┼○┼⑯┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●○┼○┼○⑱┼┼┼┼○┼┼┼┼┤
├┼┼15┼●┼17┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼●┼●┼●┼21┼┼┼22┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼⑳19┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼⑭┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼+⑫13┼┼┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼●⑧11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼⑩④五┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼⑥壱◇七┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼○②●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼参┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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黒9=壱
実戦は下辺を盛り上げるように打たれました。
黒15から左上の黒を補強されたのですが白22があまりにもぴったりな手になってしまい、ここから一気に白ペースで進みました。
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├┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●○⑯○┼○⑱┼┼┼┼○┼┼┼┼┤
├┼┼15┼●┼17┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼●┼●┼●┼19┼┼┼⑳┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼A┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼21┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼+⑫┼┼┼┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼●13九┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼五④11⑩┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼壱◇参┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼○②●七┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼⑧⑥┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼⑭●┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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私がお勧めしたのは黒1から堂々と戦う先方です。
覗き2つと左下の白地が大きくありませんか?と、質問を受けましたが、
実戦の進行と比べるとどちらが良いですか?
という質問返しに黒はこちらの方が良いですと・・・。
また白Aと打つ暇がなく、左辺の白石がかなり弱っています。
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├┼●○┼○┼○┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┤
├┼┼+┼◆┼┼┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼◆┼◆┼◆┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼☆┼┼☆┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼+┼┼┼┼┼+┼┼┼┼┼●┼┼┤
├┼┼★┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼┼◇┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼○┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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そもそも、白としては二間高ばさみした時点で黒◆を攻めますよと主張しております。
対する黒も黒★と私も白☆を攻めますよ(受けて立ちますよ)と主張されました。
その時点で本局は白☆と黒★と黒◆の力関係(石の強弱)がカギとなる1局になってしまいました。
だから、左下の黒を捨てても黒★が白☆よりも強くなれば局面にマッチした進行と思います。
確かにのぞき2つは気分悪いかもしれません。
が、前々図の白14に打たないと黒から14が眼と地の手になってしまうので備えは必要。
しかし、黒★は白2子を取って強力な姿に変身し今度は黒◆を強化して白☆を狙う。
これこそが一貫した打ち方と、院生時代に勉強した記憶があります。
それを基準にもう一度、実戦の進行をたどってみると黒★は白にとられています。
白☆は黒★を取り込むことにより強化され黒◆よりもはっきり強い石になりました。
私は置き碁で、最初に置いた石同士が連絡することが優先。
その次に相手の石の線を切ることを考えてくださいと。
最初に置いた石すべてが連絡して死ななくなってから地のことを考える。
お互いに弱い石がなくなった時点で手数が短くてもヨセに入る(世界情勢の判断=全体を見る)
と、伝えています。
強くなればなるほど、本線(一貫性または本拠地)を大切かと思います。
ただ、もっと強くなった時、本当の意味での石の効率を考えるようになると思います。
私の場合は、まだまだ自分にできること、いややらないといけない(わかっとかないといけない)ことが多すぎて一つ一つやっているつもりです。
だからたまに矢田先生の検討を盗み見すると大変参考になります♪
コメント
03月11日
09:22
1: 桜花(さくちゃん)
最後まで、やろうと思ったことを貫くんですね♪
がんばろ。。
03月11日
09:31
2: mikoinrp
「そもそも、白としては二間高ばさみした時点で黒◆を攻めますよと主張しております。
対する黒も黒★と私も白☆を攻めますよ(受けて立ちますよ)と主張されました。
その時点で本局は白☆と黒★と黒◆の力関係(石の強弱)がカギとなる1局になってしまいました。
だから、左下の黒を捨てても黒★が白☆よりも強くなれば局面にマッチした進行と思います。」
この部分の説明、とても理にかなっていて感心しました。碁はそういう風に考えなければいけないのだな、と納得しました。あっちもこっちも全部大切にしようとすれば、あっちもこっちもおろそかになってしまう。いつもの私の碁のように............
03月11日
22:39
3: Hiro-Massy
壱のハネダシから参の上アテは考えたのですが、五手目で13のところから押し出す方針しか思い浮かばず、車の後押しの典型みたいだな、と思って、そこでヨミを打ち切って、ハネダシ案は捨てたのでした。
で、結局は実戦譜11の点への一間トビぐらいかなあ、と思ったのですが…。
03月11日
23:19
4: 学園先生
桜花さん
そそそそ♪
mikoさん
あっちもこっちも打ちたいですよね~。
けど、囲碁は交互に打つという約束があります。
相手もそれなりに考えてきますので・・・。
hiroさん
ツケた所を手抜きするのであればそもそもボウシで単に飛べば良いんですよね♪