松江大好きさんの日記

(Web全体に公開)

2014年
03月23日
08:25

石の強さを考える


少し囲碁が分かってきますと石の強さを気にしようとし始めますが、石の強さの判断はとても難しいものです。

なぜ石の強さの判断は、難しいのでしょうか?

それは石の強さが、生きている絶対的に強い石を除いて、常に相対的なものだからです。


では何を基準に判断したらいいのでしょうか?

わかりやすいところから言いますと、まず周囲一定の範囲内に敵の石がなく、またその石が2線以上にあれば、強い石と言えると思います。

生きていない石同士が接触している場合は、原則として呼吸点が多い石の方が強いと言えます。

次に、お互いに生きていない石同士が隣り合っている場合、石数が多い方が強い可能性が強いです。
(この辺が、石の形・弱点の存在や周囲の状況、さらには相手との棋力差による心理状態まで加味されて?、強弱関係ががらっと変わってしまうのが囲碁を難しく、また興味深いものにしています)

石の強さは、強い人は当たり前のようにどちらの石が強いとか言いますけど、こうして説明しようとすると、説明しきれないほど難しいものだということを改めて感じます。


強いところでは積極的に戦い、弱いところでは振り替わりを前提として捌きを考えると良いとは言いますが、なるべくなら部分的に有利なところで闘った方が主導権が握りやすいので、自分の方が部分的に有利なところを作れるように工夫することが上達につながりやすいと思います。


置き碁を見ますと、下手は置き石で有利な状況の内は、なかなか戦いを起こさず、白が部分的に互角に近い、または有利な形を作ったところで闘わされて、部分的に損を重ねて追いつかれていく、棋理に反した打ち方をさせられていることに気がついて、修正しようと努力する人が早く上達していくように思います。
ぃーね! (6)   波のりチョッパー  並のアマ  学一筋  びーさん 

コメント

2014年
03月23日
10:22

はい。
今の私の悩みにぴったりはまった文章です。
何度も読んで勉強したいと思います。

石の強さは相対的なもの
それが一手打つごとに変化していくんですね。
むずかしー!

2014年
03月23日
13:11

繰り返し音読して意識して
打ちたいと思います(≧∇≦)

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