今まではハチワンダイバーを読んでたんですが、そこには15巻までしか置いてないようでした。
続きが読みたいけどしょうがなく、今日はこれを読みました。
http://www.amazon.co.jp/覇-1―LORD-ビッグコミックス-武論尊/dp/4091875114
この話、めちゃくちゃと言えばめちゃくちゃなんですが、なんとなく読んでしまいますね。
話は、三国志の時代、まだ三国が成立する前に、主人公である一人の倭人(日本人)が自分の国を作ろうと中国に渡ります。
そして、たまたま劉備、関羽、張飛に会って行動を共にします。
しかし、読者からすると、どうも劉備が相当悪いやつで、徳は少しもなく、他の本の人物像と違う。
そして、おかしいなーと思いながら読み進めるうちに
倭人の主人公が劉備の首をはねてしまいます。
なかなかの衝撃的な展開です。
まさかなーと思ってたらその通り、主人公は関羽の計らいで劉備として国を治め、覇道を目指すことになります。
関羽が劉備についていたのは、自分にない、劉備の家柄を利用するためで、劉備が死んでしまったのであれば、その死を隠し主人公とともに天下を取ろうと考えたのです。
こんなことはまずないなとは思うんですが、不思議と読めてしまいます。
しかし、僕は大河ドラマとかは馬鹿らしくてどうしても見れません。
「こんなわけないだろ、脚色しすぎだろ」
とか
「なんでもかんでも主人公の手柄にすんなよ」
とかいう思いが出てきますし、
どうも性格上、歴史物に限らずドラマを見ていてもコントを見てるような気持ちになります。
しかもコントの割にはセンスも無く笑えないコントを。
しかし、漫画だと、例えばあずみとかでもあんなに名だたる強者の大名を何人も殺した刺客などいないだろうとは思いますが、なぜか許せてしまうんですね。
この差は何なんでしょう。
そもそも、歴史なんてこの目で見たわけではないし、何が本当か嘘かはわかりません。
どんな歴史書でも、書いた人の立場に左右されたり、主人公の人気を出すために少しは脚色をされてるでしょう。
ほんとの歴史を知りたかったら何を読めばいいんでしょうかね。
そういう意味も含め、漫画なら、「こんなわけないんだけど、もしこうだったら面白いかもな」と思えるのかもしれません。
しかし、大河ドラマなどは、今回主人公が官兵衛だから、秀吉がやったこと全て官兵衛のおかげにしてしまおうだとか、
そういう意図が見えてきてしまって受け付けないのかもしれません。
それと、実写であることが、「そんなわけない」という気持ちやコントめいた滑稽さに繋がるのかもしれません。
僕が今回主張したいことはだんだん漫画の面白さからドラマの面白くなさに移ってきてしまいましたw
漫画の実写化もほんとに大嫌いです。
原作ファンが見ても満足できるくらい成功したのってありますか?と問いたくなりますね。
そもそも絵でしか表現できないことをやってるのが漫画なのに。
親や妹がリビングで毎週毎日大河ドラマや朝ドラやその他ドラマを見るのも大嫌いです。
あーあなんか読んだ人の後味悪い日記にしちゃったw
ごめんなさい
少しでも共感してもらえたらうれしいです。
コメント
01月14日
06:18
1: ふろまーじゅ
最近の大河については全くの同感です(大河・朝ドラは、過去にはまった作品はいくつかあります)。
覇-1―LORDは読んでないのですが、以前NHK-BSで作品紹介してたので覚えてました。
あと池上遼一さんの絵は大好きです!
ちなみに池上さんは数年前ヒットした朝ドラ・ゲゲゲの女房に出て来た水木しげるのアシスタント倉田さんのモデルです。
01月14日
11:48
2: matsuryu916
ふろまーじゅさん
共感してくれる人がいて良かったですw
北斗の拳の人で間違いないですかね
うまいですよねー
01月14日
12:06
3: ふろまーじゅ
北斗は原作は武論尊さんで一緒ですが絵は原哲夫さんですね。
武論尊原作は重厚な絵を描く人が多い印象があります。
01月14日
21:21
4: matsuryu916
ふろまーじゅさん
あっ違うんですね
確かによく見直したら違うやw
池上さんて人は他に有名な作品あるんですかね
01月14日
21:23
5: matsuryu916
あっ
男組の人なんですね!
父が持ってて小学生のとき読みました!!