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囲碁
置き石は、13路・19路では基本的に星に置いてあります。
隅の星の特徴は、隅に甘く攻撃に強いという点が上げられます。
昔の人は19路の指導碁で置き石を、なぜ星に置くように決めたのでしょうか?
囲碁を覚える際に、最初に敵石を攻めることから覚えていただくと、脳が活性化して囲碁のいろいろなことを覚えやすいことに、本能的に気がついたのでしょうw
このことから、囲碁指導者は強くなればなるほど、最初に石の連絡と石が切れることの弱点(「斜めに注意」)から教え始めます。
そして、弱い石から動くようにと言う第二の注意点に進んでいきます。
「まず、相手の石を殺すことを、考えましょう」
は子供にポン抜きゲームを教えるために開発された、新しい教え方なんです。
子供に、陣取りゲームと教えて子供同士で対戦させますと、素直に境界線を囲い合って、9路の碁などあっというまに終わってしまいます。
9路の置き石は3*3に置くため、陣取りゲームだと教わりますと、戦わないため読む力が付かず、いつまで経っても15級の壁を突破できない人が誕生してしまうのです。
下の棋譜で白15で止めて、次ぎに黒がどう打つといいか、いろいろと方針を考えて見るのも、面白いと思います。
囲碁は、相手の石をすぐには殺しに行かない打ち方の方が、良いことが多いのです。
まず、自分を安全にして、次ぎに手抜きをしたら自分にとっては安全に死んでもらいますよと、手入れを強要する打ち方を、強い人の碁でよく見かけると思います。
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コメント
05月10日
11:49
1: 恩里
ポン抜きゲームから入った私は今でも、相手の石を取りにいってしまう病気がよく出てしまいます。なるべく、抑えるように心がけてはいるのですが。
05月10日
12:09
2: 松江大好き
恩里さん
囲碁には闘争心が、必要です。
戦いから入った人には、
「根拠感覚に鋭敏に」
「一歩一歩の攻めは力強い」
特に、二つ目が大事です。
後ほど取り上げたいと思います。