常に問題になるテーマですが、私見を述べます。
私の感じる日本棋院”幽玄の間”の段とrp(戦闘力)は、
初段 11000 2段 12000 3段 13000 4段 14000
5段 15000 6段 16000 7段 18000 8段 20000以上。
6段以降は幅が大きくなります。 これは①有段の認定が甘い ②段位が8までしかない(日本棋院の正式アマ段位は6まで) ことによります。
私が碁を覚えた40年前はもっと段が辛かったです。
初段は天下5目(誰と打っても5子以内)といわれ、初段は相当なものという認識でした。(前田先生の昭和40年代の詰め碁などみてると、かなり難しくても”級”になっています。)
それが棋院他の免状乱発や紙上での免状、また碁会所の基準の甘さ等で天下5目は今は5段以上くらいに変わってしまったわけです。
ところが段位は増える訳ではない。後ろが詰まるのが当然で、”9段”まで設定したり、7段以上の規定をえらく厳しくしていますね。
碁会所によっては高段が10数段という所がありますがこれはむしろ現実に合ってるやり方なんですね。
もしここで5段を初段にして戦闘力をあらわすと、
初段 15000 2段 16000 3段 17000 4段 18000
5段 19000 6段 20000以上。
となり6段が最高段の棋院規定に合致するんですね。
まあ 今から戻すのは無理かもしれませんが。
コメント
08月18日
08:09
1: ネブラスカ
江戸時代にはプロアマの区別なく、七段上手、八段準名人、九段名人でしたからね。
将棋界でも関西将棋会館を建てるときに免状を乱発したと聞いたことがありますが、アマチュアで七段以上を名乗る人はいません。
政治家、財界人を含め、年を取った囲碁愛好家が見栄で段位をどんどんあげていったのではないかと僕は思います。