(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@260]AP[StoneLeaf2]BR[5p]WR[9p]PB[GoSeigen]PW[HoninboShusai]DT[1933-10-16]RE[W+2]PC[KajibashiRyokna,Kyobashi,Tokyo]EV[]KM[0]TM[24h];B[qc];W[cd];B[dp];W[pq];B[jj];W[pd];B[qd];W[pe];B[ob];W[qn];B[jp];W[lq];B[dj];W[ed];B[lo];W[nq];B[kq];W[lp];B[ko];W[ch];B[gj];W[fq];B[fo];W[iq];B[gp];W[cq];B[cp];W[dq];B[nd];W[ph];B[pj];W[ne];B[me];W[mf];B[nf];W[ng];B[oe];W[of];B[ne];W[nj];B[om];W[mg];B[ke];W[hc];B[qm];W[rm];B[rn];W[rl];B[ro];W[pm];B[ql];W[qk];B[pl];W[pn];B[pk];W[qj];B[nl];W[pi];B[qp];W[on];B[nn];W[no];B[mo];W[op];B[qr];W[qq];B[rq];W[pr];B[rr];W[mn];B[nm];W[lm];B[ll];W[kp];B[mp];W[mq];B[ip];W[jq];B[kk];W[cn];B[ep];W[cj];B[ck];W[dk];B[cl];W[dl];B[ci];W[bj];B[bi];W[di];B[ej];W[bh];B[dm];W[ei];B[fj];W[cm];B[ak];W[ai];B[el];W[bp];B[rf];W[co];B[qg];W[rh];B[jc];W[gq];B[eq];W[en];B[fn];W[er];B[fr];W[dr];B[hq];W[hr];B[hp];W[gr];B[fc];W[ic];B[dc];W[cc];B[gd];W[he];B[ge];W[je];B[hd];W[id];B[hf];W[kd];B[le];W[kc];B[og];W[oh];B[pg];W[em];B[ek];W[fm];B[gm];W[mb];B[cb];W[ec];B[eb];W[dd];B[db];W[gb];B[bc];W[bd];B[bb];W[nb];B[oa];W[fb];B[ea];W[gh];B[jf];W[ie];B[ff];W[hi];B[hg];W[eo];B[fp];W[hl](;B[il];W[jh];B[fh];W[fi];B[hj];W[if];B[ih];W[ii];B[ig];W[jg];B[ji];W[fg];B[kf];W[ij];B[ik];W[hh];B[gf];W[mk];B[df];W[ml];B[sm];W[sk];B[mm];W[dg];B[li];W[ol];B[ln];W[nk];B[km];W[fl];B[gl];W[oj];B[qh];W[ri];B[cf];W[ef];B[gi];W[eh];B[ee];W[eg];B[de];W[bf];B[bq];W[br];B[ps];W[os];B[qs];W[oq];B[bo];W[aq];B[an];W[bn];B[am];W[ao];B[rg];W[mi];B[qi];W[lh];B[kh];W[lj];B[rj];W[rk];B[sh];W[sj];B[bg];W[ae];B[cg];W[ag];B[fe];W[gc];B[fd];W[ce];B[kg];W[mc];B[ki];W[fk];B[ld];W[lc];B[gk];W[bk];B[bl];W[na];B[nc];W[gg];B[fa];W[ga];B[ac];W[ad];B[lg];W[mh];B[qo];W[lk])(;B[hj];W[gl];B[fl];W[gn];B[hm];W[im];B[hn];W[jo]))
秀哉名人のこの160手目がヨセの妙手として有名です。ヒカルの碁で佐為が打った手に似てますね。
初めてみたときは結局取られてしまってなにがすごいのか分かりませんでした。
しかし、黒はこの一子を取るために外から利かされてつらいのです。
ちなみに156の下に打ったりするとダメヅマリで破綻します。
156と158がこの手に関連していて弟子の前田さんが指摘したというのはちょっと考えづらいです。三手一組で言ったというなら分からないでもないですが、当時の名人の立場を考えるとそんなことを言える人はいませんね。
160手目のところまでくると詰碁の神様の前田さんならひと目で気づいても不思議ではありませんが。
コメント
09月23日
14:40
3: 鈴鹿本因坊
当時の秀哉名人の碁は何度も打ち掛けえお繰り返し、何日もかけて対局しています。打ち掛け要請は名人側の権利であり、黒の1手だけで終わりなどという日もあります。次の再開までに一門を上げて十分に検討する事が出来る訳で、前田先生の話が出たのも当然だと思います。
フェアでないやり方に呉清源先生は相当不愉快な思いをしたと思います。三々、星、天元の3連打は単に新布石という意味だけでなく、こいいった権威主義への精一杯の抵抗だったと私は思います。
09月23日
15:09
4: ネブラスカ
一つ前の日記に書いたのですが、呉清源さんが一日打ち切りにこだわったのはこの対局が大きな原因でしょうね。
09月23日
21:45
5: 鈴鹿本因坊
はい。 持ち時間30時間とかは、長すぎると思います。
ただ先日の名人戦③で覚さんが「二人がこれだけ読めるのが2日制の良い所」と言っていましたが、やはり2日制も一部必要だと思います。
09月23日
23:38
6: ネブラスカ
一つの局面で長考をする。勝負だけを考えれば、早めに決断して時間をあとに残した方が良いのかもしれないが、一つの局面を時間をかけて掘り下げていくことが、後々の血となり肉となるのだ。
と将棋の羽生さんも本に書いてましたから、二日制にも良さがあると思います。