(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@17]AP[StoneLeaf2];B[pd];W[dc];B[pp];W[dq];B[de];W[ce];B[cf];W[cd];B[do];W[co];B[cn];W[cp];B[df](;W[fc];B[dn];W[fq];B[dj])(;W[dn]))
基本的に白番の布石です。
誰が打ち始めたのか知りませんが、天才的です。
本法の布石が打たれていた江戸時代の感覚からすると、石の方向がおかしいからです。
一時期、好んでよく打っていました。ちょうどひとつ前の日記を書いていたころでしょうか。あまり勝率がよくないので、打たなくなってしまいましたが。
僕は白が少し不利な布石だと思っています。ツイッターで囲碁のデータベースを持っている人に聞いてみても、白4までの局面は白番の勝率が少し悪かったです。
コミが今より少ない時代から打たれている布石なので、それだけで結論はつけられませんが。
今日、図書館で基本布石事典を手に取ったときに思い出して、向かい小目の項を見てみました。黒17まで進むと黒が打ちやすいと思っていますが、14手目にキるとほとんど互角の進行になりそうです。事典に載ってたのは白10でキリだったかも。
黒17まで白に不満なしというのは、呉清源さんもおっしゃっていて、今もそう考える棋士は多いです。僕もそう思っていましたが、あまり勝てない。キリも視野に入れて、また打ち始めるのもありかと思った今日このごろ。