http://goxi.jp/diary/141523 と
http://goxi.jp/diary/141604?comment_count=3 の続きでセメアイを研究します。
A図は黒のダメが5、白のダメも5、「あ」のダメは他のダメをつめ終わって打ち上げるときにつめればよいので内ダメがない最も単純なセメアイと同じで早いもの勝ち。
A図
┌┬┬┬┬┬┬┬○●あ┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼●┼○●●┼○┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼●┼○●┼○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼・┼┼●┼○●┼○┼┼┼・┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼○●┼○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼●●○○┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
ところがB図やC図になるとダメの数だけではセメアイを読めない。
B図は黒と白のダメは5つずつですが、「あ」又は「い」のダメをつめるのに2手要するのでセメアイは黒有利。
C図は内ダメが1つで白と黒のダメが同数ですが、「あ」のダメをつめるのに2手要するのでセメアイは黒有利。
B図
┌┬┬┬┬┬┬┬○●あ┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼●┼○●●┼○┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼●┼○●い┼○┼┼┼┼┼┤
├┼┼・┼┼●┼○●●┼○┼┼・┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼○●┼○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼●●○○┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
C図
┌┬┬┬┬┬┬┬○●あ┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼●┼○●●┼○┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼●┼○┼●┼○┼┼┼┼┼┤
├┼┼・┼┼●┼○●●┼○┼┼・┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼○●┼○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼●●○○┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
D図は片方に眼があるセメアイです。
黒はダメが4で眼の目数が1目。白はダメが5。
白が黒を打ち上げるにはダメをつめてから1目のところに1手打たなければなりません。
つまり打ち上げるまでに必要な手数は黒白ともに5手だから早いもの勝ち。
D図
┌┬┬┬┬┬┬┬○●┬●○┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼●┼○●●●○┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼●┼○●┼┼○┼┼┼┼┼┤
├┼┼・┼┼●┼○●┼○┼┼┼・┼┼┤
├┼┼┼┼┼●┼○●┼○┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼●●○○┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
法則3
セメアイになったらダメの数だけでなくダメつめに必要な手と眼の目数も一緒に数えろ。
手数の多い方が有利で手数が同じときは手番の方が有利。