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星への変なツケ(7) docMM囲碁日記 テーマ4 ~中盤~
昨日の白 D ハネアゲからの変化図について、”黒不満ない”とか来ましたが、mikoさんから"それは甘いだろ!"、とのコメントをいただきました。ありがとうございます。
mikoさんからは別の変化図も頂きましたが、比較論(もっといい図がある)の問題なのかどうか、そもそも昨日の図はダメなんじゃないか、と。
そこでちょっとなれない手割りを考えてみました(間違っているかもしれません)。
昨日の図(再掲します)で、黒2,6と白1,5は等価なので盤上から消すと、白3(棋譜上は白1、以下同様)のツケに黒4(黒2)と下ハネ。これはまぁ普通と見ていいでしょうか。白7(白3)に黒は8(4)のノビ!これはない手ですね。普通はアテに行くところ。しかも、白9(5)に黒10(6)とコスんで受けて、白11(7)を許している。
ありえませんね。
ということで手割りによると昨日の図は黒ハマリの図でした ><
となれば、黒は反発して、黒4,か、6で別の図を探ることになりますが、周りの配石状況次第の難解な戦いになりそうです。
上手の白が落ち着いて打ってくれるとは思えないので、黒のこのハネは避けた方が良さそうです。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[W]SS[@16]AP[StoneLeaf2]AB[pd][qg];W[pe];B[qe];W[qf];B[re];W[rf];B[sd];W[pg])
コメント
03月14日
13:42
1: mikoinrp
docさんの手割り論はなんか妙な感じがしますが、手割りという考え方そのものを私は良く理解していないので、批判はしません。
それよりも、本に書いてあることを単に紹介しているのではなく、自分でいろいろな場合を想定して研究するという姿勢に深甚な敬意を払いたいと思います。そういうことは高段者の内でもプロに近い棋力の人がやることという風潮があるように感じるのですが、私は部分の研究は級位者でも十分できるし、しなければいけないと思っています。
間違いがあっても恥じることはありませんよ。自分の信念でこれが良いと思ったら、堂々と主張してください。私たちは碁をアマチュアとして楽しんでいるのですから、間違いに責任を持つ必要はありません。指摘されてそうだなと思ったら見解を変えればいいだけの話です。
03月14日
19:19
2: docMM
> mikoさん
え~と、手割りは私もやったことがないので、ここに書いた手割り論はまちがっている可能性が高いです^^;;だから、期待としては”お前が書いたこれはこう間違っているぞ”と指摘してもらうことにあります。(>高段者の方、よろしく^^)
ところで、いろいろとごちゃごちゃやっている(mikoさんが言われるところの”研究”ですが)のは、私の性癖によるところが大です。というか、暗記するのが不得手で、(数学の公式も暗記できなくて、すべて導いてたくらいですから(実は、すべての公式は数個の公理から導くことができます))、定石はこうだ、とか、ここはこう打ったほうがいい、と言われても覚えられない。故に、その成り立ちをごちゃごちゃやってる、つまりは、公式を自分なりに導いている、ということです。(”自分なり”なので勝手読み、屁理屈な部分もありますが、まぁ、覚えられればとりあえず目標は達成できているので^^;;)
それと、もうひとつ。私は手を読むのがどうも他の人より遅いみたいなんです。1分で何十手なんてとても読めない。大凡、アマチュアの碁は早碁ですから、いちいち手を読んでいたら時間がいくらあっても足りません。また、セオリー通り打ってくる相手ばかりとは限りませんから、ありそうな変化は事前に勉強してある程度覚えていないと追いつかない、という事情もあります。
で、こうして公開しておけば、だれか強い人が”お前が書いたこれはこう間違っているぞ”と指摘してくれるかもしれないし、mikoさんみたいに私とは違う価値観、棋風の人から思わぬ手も紹介してもらえる、かもしれない。少なくとも、一人で悶々とやっているよりプラスになるはず、と思ってやってます。