囲碁SNS goxi

タグ : 日記
楽しみ方、ではなくて、楽しませ方、です＾＾；


ちなみに全然応用の利かないうち限定ネタかもしれません。

うちのかみさんは碁にさっぱり興味がありません。
自分も以前はそうでした。
親父がテレビで碁を見てるのを見て、なにがおもしろいんだかさっぱりでした。
すごく退屈な番組で長時間テレビを占領されるのでむしろ囲碁が嫌いにｗ
ファミコンやらせてくれと！（うざいガキだｗ）


囲碁好きならおもしろいテレビのNHK杯。
囲碁やらない人にとってはそれを見られることは苦痛の筈。

日曜の昼に見るにしても、後でビデオで見るにしても、うちはテレビが一台しかありません（2台あったが片方壊れてしまった；-；）。自分が見るときはかみさんも好きな番組がみれなくなったりします。


なんとか碁のおもしろさを共有できないだろうか。。


そこで考えたのが（っていうかその場のノリだったけど）、囲碁をおもしろおかしく解説することでした。少年ジャンプっぽくｗ


まず大事なのが「キャラを立たせること」。

だいたいプロ棋士のかたはスーツ姿なのでわからない人にはみんな同じに見えてしまいます。なのでキャラ作りはかなり強引です。勝手にめちゃくちゃな設定を付けています。
以下はここ最近数週間の成果です。。（汗

※偉い先生がたをこんな風に言ってしまって本当にすいません（汗
　なんとかおもしろく見させようと、ありえないキャラにしてしまいました。


（敬称略）
趙治勲→ヒゲ、もじゃもじゃ→マリオ
王銘エン→エスパー伊藤に似ている→エスパー
井山裕太→若い、強い、無表情→ウォーズマン→マシーン
結城聡→万波先生をチラチラ見る目がいやらしい→エロ軍人
万波奈穂→男はみなデレデレに→モテモテ
小林覚→女性に人気と解説で言っていたので→ヒモ
山下敬吾→なんとなくニヤニヤしているように見えたので→ニヤケ
張栩→ロッテの西岡に似ているので→西岡
羽根直樹→ヒゲが濃い→ホモオダホモオ
坂井秀至→京大卒の医者→ドクター
片岡聡→ロッテの小宮山に似ている→コミー



超スイマセン！m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m


こんな感じで教育（！？）しています。。
その成果か（！？）、かみさんもプロ棋士の顔は覚えてきました。
上のキャラ作りの半分くらいはかみさんが自分で生み出しました。
ほんとの名前はさっぱりなんだけど、ちょっとはNHK杯を楽しんできているような気がします。


それで、顔を覚えたら、次は碁の内容のおもしろさという訳で。。

これが伝えるの難しい！
野球みたいに「何対何で勝ってる」とか自分もわかんないし！
どっちが優勢らしいとか解説だのみ。

かみさんはその解説も意味がわからないので、自分が解説を聞いて、それをマンガ風バトルに変換して伝えます。。（ぉぃぉぃ

こないだのNHK杯の坂井秀至七段 対 片岡聡九段なんかは特におもしろがってくれました。

坂井秀至七段が京大卒の医者だと言ったら、かみさんが「えー！もったいない！頭おかしいんじゃないの！？」と反応。何てことを！医者よりプロ棋士の方がずっとなるのはスゴイんだぞ、といっても納得していない様子。

そこで、「このドクターはなぁ、碁を打つことがオペなんだよ…」と、物語を初めてしまいました。

「このドクターはきっと碁盤が人体に見えているんだよ。いま手術してんだよ。オペを開始する！とか言ってな。あそこは内臓だな。解説の人がいま忙しいっていってたからERだ。ICU！」とか滅茶苦茶です。

片岡聡九段の方は夫婦ともどもファンである千葉ロッテマリーンズの小宮山投手に似ている（ってそこまで似ている訳じゃないけど）ので、通称コミー。

「コミーはいま負けてるらしい。ドクターのメスが入ったからな。ほら、なんかぼやいたぞ！ささやき戦術だ。コミーは計算高い男だからな。。いまは8回表1点差の一・三塁ぐらいか。次はゴロ狙いの変化球だろうな…」


手術ｖｓ野球とかどんなバトルなんだよって感じですが、こんなバカ解説を二人で楽しんでいたらなんとか終局まで見ることができました。

今では趙治勲先生がテレビに出ると「あ、マリオだ」とか言われて、そんなのよく覚えてたなぁとビックリすることもあります。


と、こんな感じで、肝心の囲碁のおもしろさはなかなか伝えられていませんが、プロ棋士の顔と碁の内容を簡単に説明するだけでかみさんもNHK杯がちょっとだけ楽しく見れていそうなので良かったなぁと思った今日この頃でした。（むしろかみさんが自分に合わせてくれたような気もしないでもないですが）
いつか碁の本当のおもしろさを共有したいなあ。