タグ :
囲碁日記,
定石
黒3における変化を見てみたいと思います。
定石的な変化は2通りあって、
① ノビ
これは黒が先手を取りたい場合に選択する手順です。最後のカケツギを省略して大場へ先行します。白からはここのキリやハサミツケが後の狙いとして残ります。
白も白6,8のハネツギを手抜けなくもないですが、手を抜くと白不利な二段コウになり、死なないだけまし、程度の結果になります。
② 下ハネ
ちょっとハメ手っぽい黒の打ち方。白も応手を間違えるとひどい目にあいます。
右辺を大きく模様にしたい場合に選択します。ただし、黒の壁には断点が残る分、薄くなります。白からはこの弱点を突いて、黒模様をどう消すかの展開になると予想されます。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@8]AP[StoneLeaf2]AB[mc][pd]AW[qc];B[qd];W[pc]([;tt])(;B[od];W[oc];B[nc](;W[rd];B[re];W[rc]C[黒は○のツナギを手抜きして大場へ先行])(;W[dq]C[白手抜き];B[rc];W[rb];B[rd];W[nb];B[mb];W[na];B[ra];W[qa];B[sb];W[sa]C[白の負担が重い、二段コウ。黒は一手○につなぐ余裕がある。];B[sc];W[pb];B[ra]))(;B[rc]C[場合の手](;W[nc]C[白はトビツケが正しい];B[nd];W[od];B[oe];W[oc];B[md];W[rb];B[rd];W[mb];B[lb];W[na];B[kc])(;W[rb]C[白もハネるのは失敗];B[rd];W[nc];B[nd];W[od];B[oe];W[oc];B[mb];W[nb];B[ra];W[qa];B[sb]C[コウにされる])))