Senriさんの日記

(Web全体に公開)

2013年
12月13日
00:41

銀星14 vs 天頂4

タグ : 囲碁ソフト, 銀星14, 天頂4
実はドル袋お金が無いと云うのにがま口財布貯金を下ろして、とうとう銀星14を価格.com(現在は販売されていないようです)から8,610円で予約購入してしまいましたぁ冷や汗2カメラ写真1
カメラ写真2は、銀星14の設定画面です。今回の売りは、6段モードが設定され、「棋力上達支援機能」もサポートされた事のようです。
カメラ写真3は盤面ですが、リアル画像が用いられている為、大変見栄えが良いですぴかぴか(新しい) このあたりは、天頂と比べて魅力的なところでしょうか。

さて、本題です。早速、手持ちの天頂4銀星14を対戦させてみました。

以下の通りの設定で、成る可く対等な条件となるようにはしました。

■銀星14 棋力:6段、思考時間:15秒、棋風:勢力型
■天頂4 考慮時間:15秒

なお、使用コンピュータの処理能力は以下の通りです。
(銀星14のコンピュータ能力測定の結果を貼り付け)

CPUの種類
AMD Athlon(tm) 64 X2 Dual Core Processor 5000+ 2.60GHz (2 CPU)
メモリ
3006 MB
OS
Windows Vista (TM) Home Premium 32-bit
1手当たりの平均思考予想時間(五段)
5 s

手合いは、天頂4の黒番、互先、6目半コミ出しです。

結果は、天頂4半目勝ちでしたぁほっとした顔

銀星の設定で「思考エンジンを常に動作させる。」をチェックし、マルチスレッドで動作させれば、銀星が有利かもしれませんが、同一動作条件ならば、現在の6目半のコミは若干白有利とされている事も勘案すると、双方の棋力はほぼ互角で、六段と云ったところでしょうか。

それにしても、天頂先生が下辺の黒の一団をあっさり捨ててしまい、大丈夫かなexclamation&questionと思っていたのですが、半目勝負まで寄りついて行けたのには驚かされましたぁげっそり

銀星の勢力モードですが、白10、白30とかの手に見られるように、天頂と比べちょっと奇想天外な印象を受けました。天頂も今年の12月13日に5にバージョンUPし、もっと自然な着手となるよう改善されたらしいので、天頂の方が棋風はややオーソドックスなのかもしれませんほっとした顔

(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@@]AP[StoneLeaf2]WR[6D]PB[天頂の囲碁4]PW[銀星囲碁14]DT[2013-12-12]HA[0]RE[B+0,5]GN[天頂4(黒)vs銀星14(15秒)]RO[2]KM[6.5]SO[131213_39]RU[Japanese];B[pd];W[dp];B[dd];W[qp];B[op];W[oq];B[nq];W[pq];B[mp];W[oo];B[no];W[on];B[fq];W[cn];B[dr];W[cq];B[hp];W[cf];B[fd];W[bd];B[cc];W[dh];B[jc];W[qf];B[of];W[qc];B[pc];W[qd];B[pe];W[ph];B[qe];W[re];B[rd];W[rc];B[rf];W[sd];B[qg];W[mh];B[qi];W[pb];B[ob];W[jh];B[nn];W[om];B[nm];W[qk];B[pj];W[ok];B[mk];W[lj];B[kl];W[jk];B[pk];W[pl];B[ql];W[qm];B[hl];W[im];B[hm];W[in];B[hn];W[io];B[kk];W[jj];B[kj];W[ki];B[jl];W[il];B[ik];W[ho];B[ij];W[go];B[ji];W[hr];B[hq];W[ir];B[fp];W[jp];B[kr];W[kq];B[lq];W[jr];B[kp];W[jq];B[fn];W[fo];B[eo];W[ep];B[jf];W[oj];B[ni];W[nj];B[mj];W[mi];B[oh];W[og];B[ng];W[nh];B[pg];W[pi];B[dj];W[qj];B[dg];W[cg];B[eh];W[bj];B[ci];W[bi];B[ch];W[bh];B[kh];W[li];B[kg];W[gn];B[em];W[fm];B[fl];W[en];B[gr];W[gp];B[qb];W[rb];B[ef];W[qa];B[bc];W[dk];B[ek];W[dl];B[be];W[ce];B[cd];W[gl];B[gk];W[gm];B[hk];W[lk];B[pp];W[po];B[np];W[qq];B[mr];W[el];B[cj];W[fk];B[ck];W[bf];B[ad];W[af];B[ej];W[fj];B[bk];W[aj];B[fi];W[gj];B[gi];W[bm];B[cl];W[oa];B[na];W[nb];B[pa];W[ii];B[jj];W[ko];B[qb];W[rg];B[ra];W[sf];B[dm];W[fl];B[or];W[ks];B[pr];W[lm];B[ml];W[ll];B[hj];W[qr];B[lr];W[qh];B[cm];W[bn];B[dn];W[do];B[qs];W[rs];B[ps];W[sr];B[bl];W[mg];B[mf];W[lg];B[lf];W[lp];B[ls];W[js];B[lo];W[kp];B[ae];W[ag];B[ak];W[de];B[ee];W[df];B[di];W[ln];B[mo];W[mm];B[nl];W[km];B[am];W[an];B[al];W[oi];B[cr];W[bq];B[og];W[jm];B[ih];W[gs];B[lh];W[sb];B[pf];W[rf];B[ol];W[mn];B[nk]ID[1])
ぃーね! (2) ゆかりか  シャントット☆すぴマど 

コメント

2013年
12月13日
00:58

1: -

「棋力上達支援機能」ってのが気になります~♪

2013年
12月13日
02:43

2: Senri

>1: 雨中柳 さん
「棋力上達支援機能」ですが、以下のような画面が表示されます。

2013年
12月13日
03:44

3: -

(´・ ∀・`)へぇー すごいすごい!!!

これはホントに銀星先生ってお呼びしなきゃですねぇw

2013年
12月13日
03:47

4: Senri

>3: 雨中柳 さん
「銀星先生、指導碁をお手合わせ願いま~すぅ♪」って感じになっちゃいそうですねぇ(^_^;)

2013年
12月13日
06:34

5: -

Senriさんは、さすが元プロで、きちんとスペックと時間設定を記載されています。
(よく、パソコンが、とかコンピュータが、といってスペックを無視して言うひとがいますが、棋力を論じるなら、かならず必要な情報でしょう。)

さて、結果ですが、天頂先生が勝ったので、うれしい私でした。

2013年
12月13日
06:48

6: Senri

>5: ソロモン王 さん
どうもありがとうございます(^_-)
どうやら、噂に因ると、天頂5は天頂4よりも、かなり強くなったらしいので、同一Spec.なら実力は明らかに、天頂5>銀星14かもしれませんね。
銀星が天頂に勝つためには、マルチプロセッサ(CPU)&マルチスレッドモードの威力如何でしょうか。まぁ、やってみないと分かりませんがぁ(__;)

2013年
12月13日
15:22

7: Senri

因みに、今回の評価に用いたPCはデスクトップタイプですが、
参考の為、もう一台のノートPCのコンピュータ能力測定の結果も以下に貼り付けておきますね。

CPUの種類
Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7250@ 2.00GHz (2 CPU)
メモリ
3574 MB
OS
Windows Vista (TM) Home Basic 32-bit
1手当たりの平均思考予想時間(五段)
6 s

五段の棋力を発揮するためには、最低6秒掛るという事になります。今回評価に用いたデスクトップPCの結果は5秒でしたが、一般的にマシンのCPUが高速な程、時間当たりのモンテカルロ法によるプレイアウトの回数が飛躍的に増えるため、この1秒の差が想像以上に大きいようです。実際に私が打ったところ、デスクトップと比べ、ノートPCだと大分弱くなる印象を受けました。

ネットでは低速なノートPCを使って対局し、天頂が弱いとか評価してる人を散見しますが、それは誤りであり、高速なマシン(出来れば、3GHz以上か!?)で対局すれば相当強いという事が実感出来るかと思います。

2013年
12月13日
19:10

8: 春海

うーむ、いい勝負なんですねぇ・・・

 それにしても、PCの能力が影響するとは知りませんでしたが、言われてみれば当然か・・・^^

2013年
12月13日
19:54

9: Senri

>8: 春海 さん
そうみたいですね(^。^)
次回は、銀星の設定で「思考エンジンを常に動作させる。」をチェックし、試してみたいと思います。

棋譜作成
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