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オリンピック
先日、スキーのスーパー大回転をあるTV番組で説明していました。その説明をしたのが回転のなんとかいう選手でしたが、彼曰く、スピードが要求される滑降やスーパー大回転とターンのテクニックが要求される回転や大回転、その両方をやる選手はいないと。
でも昔はいたんですよね。そもそも、スピードの滑降、ターンの回転、その中間である大回転、昔はこの三つだけで、スーパー大回転はいつか忘れましたが、さらに滑降と大回転の中間の競技として作られました。
そして三つすべてで優勝すると「アルペン三冠王」と呼ばれたわけですが、(私の知る限り)歴史上二人しかいません。トニー・ザイラーとジャン・ポール・キリーです。「黒い稲妻」の異名をとったザイラーは1956年コルティナダンペッツォ、キリーは1968年グルノーブルです。すでに二冠を達成していたキリーの滑降はリアルタイムで見ましたが、二位の選手とは百分の何秒かしか差がありませんでした。
ザイラーのときは子供だったのですが、この時猪谷千春が回転で銀メダルをとったので大騒ぎになり、その余波のような形でザイラーのことも知りました。
さておき、現在ではアルペンは四種目あるので(モーグルは除く)、理屈では四冠王もあり得るのですが、先日の解説のように専門化したため、複数の競技にエントリーする選手が(ほとんど?)いないので、三冠王もあり得ません。二冠王なら可能な気もしますが実際のところはわかりません。
無理やり囲碁に結び付けると・・・、二日制を頂点とする長い碁でもNHK杯のような早碁でもタイトルを取ると「二冠王」かな?^^
コメント
02月20日
23:41
1: どくとる
ダウンヒルと大回転、両方出てる選手が確かにいたようです。誰だか忘れましたけど ^^;
02月21日
00:14
2: 春海
あ、そうですか。でも二冠王ではないですよね^^