強い石・弱い石と言いましたが、この強弱判断が難しいと言うより、棋力を示すとと言っても良いくらいなものです。
強い石は、単独でも判断しやすいのですが、弱い石というのは常に相対的なものですので、弱い石を的確に判断できるようになってくると、強くなったと言われることになります。
まず一番強い石が、生きている石です。
(簡単に生きられそうな石が、これに準じます)
次に強い石が、呼吸点が多く、周辺の少なくとも片側に相手の石が少ない石です。(眼形が一つでも確保されているとさらに強いと判断できます)
多くの場合、こうした石は壁とか勢力とか言われます。
次に、弱くない石というのがあります。
中央に飛び越していて、近くに味方の強い石がある石をさして言います。
ここまでは、判断がそれほど難しくないのですが、弱い石・軽い石というと相手の石との相対的な関係によりますので簡単に説明することはできません。
とりあえずその集団近辺の双方の石数を数えてみて、相手の石数よりそれほど多いわけではなく、強くない石を弱い石と最初は考え、常に優先的に注意を払わなければいけない石のことです。
初心者の間は、狙われて取られてしまうことが多い石ですので、強いと思えない石に注意を払っていれば、次第に分かってくると思います。
コメント
03月01日
10:36
1: 星めぐり
言葉だけで知っている「生きている石のそばは小さい」とか
でも実際には打てません。
見についていない><
勉強になります。
ありがとうございます。
03月01日
19:44
2: 松江大好き
まみみんさん
考えるヒントになれれば幸いです。
注意を向けるポイントを意識することに依って、碁が進化できると思います。