囲碁は、大きい手から順番に打つと、中級になると教わります。
前々から、この表現は誤解を生じさせ易いと考えていました。
地が大きそうな手から順番なんだと、単純に勘違いされ易い表現だと思うからです。
正しくは、基本的には、価値の大きな手から、順番に打つと言うのが正しいのでしょう。
肉でも魚でも、野菜でも果物でも、目利きをするにはそれぞれの評価すべき基準・ポイントに関する知識と経験が必要です。
また、品質だけでなく食べごろに関する知識も必要でしょう。
囲碁において、形勢が揺れ動いて行くのは、一手毎の着手の価値の差や、一繋がりの攻防の価値の差に依るものです。
では、この価値を評価する基準と言うのは複雑なもので、わかりにくいから囲碁上達に時間がかかる人が多いのでしょうか?