STONECOLDさんの日記

(Web全体に公開)

2012年
02月28日
20:43

たまには棋士もエンターテイナー


受付で手にした「囲碁ゼミナールin宮島 2012」のスケジュール表に、
以下の記載がありました。

2/24(金) 20:00~ 業界初! 毒舌大盤解説会
2/25(土) 20:00~ 囲碁企画の最強版! 頭脳総合格闘技 in 宮島

棋士を囲んでの夕食後に、なにかをやってくれるというわけですね。

さて、時間になるとまず壇上にあらわれたのが、
中部総本部の下島陽平(しもじまようへい)七段と、
「広島の星」こと、山本賢太郎(やまもとけんたろう)五段。
やや遅れて、NHK杯の聞き手でおなじみ、万波奈穂二段。

いったいだれの毒舌がはじまるの? と思いきや、ある譜を並べながら
ふだんは聞き手の奈穂二段が解説を担当、山本五段が聞き手にまわる
というもの。 

いつもは「先生、ここを切ったらどうなるんでしょう?」と視聴者の立場で
聞き手をしている奈穂二段に日頃のウップンを晴らしてもらおうという趣向。

最初はややとまどいが見られた奈穂二段も
「解説って、気持ちいいですね~」と
譜がすすむにつれ余裕の表情。

興がのって、
「それはね、山本くん。 こうして、ああして、こうなって、
取られてしまうんだよ」 と舌好調ぶりを披露するまでに。

「ところで、この白は、わたしが院生のときより弱い」 と
いよいよ毒舌がはじまったところで、会場は笑いのウズに。

実はこれには仕掛けがあり、これを考えたのが、誰あろう下島七段。
奈穂二段には本譜の対局者が知らされておらず、不思議な笑いの
意味がわかりかけてきたのか、ソワソワしだした奈穂二段。
そりゃそうでしょうよ。
白が超一流棋士だったら、たいへんなことになりますから。

そうです。  

本譜の白は、○○○○さん、だったのです。

よく考えたじゃん、下島先生。

「やまだくーん、へいちゃんに座布団三枚、差し上げてっ!」

下島陽平七段のご活躍の様子はコチラ(↓)
http://blog.goo.ne.jp/15toyama

あすは、「頭脳総合格闘技 in 宮島」の様子を。

(続く)
ぃーね! (2) 氷室  マミー 

コメント

2012年
02月29日
21:26

○○○○さんって

どんな有名棋士の方なんですか?

2012年
02月29日
22:05

>マミーさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。

本譜の白は、ですね。
①棋界の一番星、井山裕太さん
②奈穂二段のお師匠、大枝雄介さん
③奈穂二段のお姉さん、万波佳奈さん
④奈穂二段、ご本人
の、だれかです。

「自分の院生のときより弱い」と言ってしまったんですよ。
だれの碁を酷評したら一番ウケると、マミーさんは思いますか?
こたえは、ずーっと下に書きましたので、しばらく
お考えくださいまし。



























④奈穂二段 ご本人の碁なのでした。

どうです、へいちゃんのアイデア、スゴイと思いません?

棋譜作成
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