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９月１７日、１８日、日本棋院で第33回世界アマ囲碁選手権日本代表決定戦が開催され、初出場の長崎県代表「長崎美人」さん（年齢不詳）が大方の予想を覆し見事優勝、日本代表の座を射止めた。

大会には招待選手を含む各県代表６４名が参加した。
強豪がひしめく中、ノーマークだった長崎美人さんの優勝は、低迷する地方アマ碁界に夢と感動を与えている。

長崎美人さんは序盤の４手を８の八及び６の六に布陣する中央志向の大胆な革命的布石を披露、なみいる招待選手や若手強豪を翻弄、見事代表の座を射止めた。日本妄想棋院の小竹理事長は「７の七や５の五の布石は見たことがあるがこの布石は初めて。最近はプロの真似をするアマが多くて我々も困っていた。まさにこれぞアマの碁」と絶賛した。

優勝した長崎美人さんは「日本人選手だけには負けたくなかった。世界戦では、ノルウェー選手だけには負けたくない」と語り、世界戦に向けてますます妄想を膨らませている。

※　本記事は９月１９日付け長崎妄想新聞の「あったらいいな欄」に掲載予定