今日の相手は元教師のY.Oさんです。
県ベスト8の常連でベスト4にも数回なっています。
普及活動に情熱的で、小学校や福祉施設にボランティアで指導に行っています。
NPO長崎こども囲碁普及会には貴重な人材です。
呉清源九段の熱狂的ファンで呉清源布石をいつも小脇に抱えています。
私も、呉清源九段の常識にとらわれない布石理論に感銘し、
21世紀の布石をはじめ、数万円もする呉清源布石全集などを買い求め,研究した時期がありました。
発想のすばらしさに感動することが多かったのですが、必ずしも実戦ではうまくいきません。
真髄が理解できなくては、サルまねに終わってしまいます。
最近は呉清源布石を読み返すことがなくなりました。個人的には少し懐疑的な見方をしています。
呉清源布石は黒の布石編と白の布石編に分かれています。わずか50手前後で黒の場合は「上辺の打ち方が巧妙で既に盤面十目程度の差で黒が優勢です」白の場合は、「左辺のサバキが絶妙で既にコミが出せない形勢です」
など、必ず黒または白の優勢という結論になります。
それならば、黒の呉清源布石と白の呉清源布石が打ったらどうなるのというのが単純な疑問です。
Y.Oさんとは2子の手合ですが、私が小目に打つと必ず呉清源風の2間高ガカリです。ケイマに受けるのはサンサンのツケを見られて悪くなる図が示されています。そこで、私は1間に低くハサミ、黒ツケというお決まりの定石ができます。今回もそんな展開になりそうな気がします。
コメント
09月22日
12:42
1: しんのすけ@囲碁サロンソレイユ
数万円の全集!
ぜひソレイユに寄贈してください(笑)
09月22日
13:22
2: 長崎美人
1冊が数千円もする分厚い本で、10巻以上あったと思う。
実は研究したと言っても、ぱらぱらとめくった程度で手あかもついておらず新品同様。貧乏暮らしの私にとって唯一の財産だから、しんちゃんが県代表になったらお祝いで進呈することを約束しよう。
私の場合、碁の本だけは処分できないので欲しいという人がいて、有効活用してもらうのはありがたい話だ。
囲碁、棋道、囲碁クラブなどの雑誌が30年分位たまって処分できずに困っていたが、早稲田大学囲碁部の学生がぜひ欲しいということで
段ボール数十箱につめて送ったことがある。あの雑誌たちは今頃どうなっているのだろうか?
09月22日
14:06
3: しんのすけ@囲碁サロンソレイユ
ぬお!?約束ですよ^^
棋書マニアにはたまらん一品です❤
これは猛勉強しなくては!