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韓国
昨年、韓国囲碁三昧ツアーに参加した時に、韓国棋院の囲碁雑誌について購読を申し込んできました。お金は2年分払ってきました。
それから、1度の引っ越しを経て今日に至りますが、当たり前といえば当たり前なんですけど、毎月ちゃんと届きます。よその国にまで郵送してくれるのに、特に送料を取られた記憶はありません。
採算という意味でいえば、外国に毎月発送するのは送料と手間を考えれば合うとは思えません。それでもちゃんと欠かさず送ってくれるというのは、やはり自国の囲碁文化を普及することに意義を感じているゆえではないか、と想像しています。
そういうあたり、えらいなあと思いますね。もっとも、同様のことは日本棋院や関西棋院もやっているのかも知れませんけども。
もう一つ、えらいなあと思うのは、韓国の雑誌にはちゃんと日本のタイトル戦の結果が載っています。日本棋院の碁ワールドには、韓国の棋戦の結果なんかまったく載る様子がないのにです。
近年、どちらの碁が上なのかは国際戦の結果を見れば明らかなのに、下手(と敢えて言おう)の棋戦結果もちゃんと掲載する韓国棋院、囲碁の情報発信者として非常に好ましい態度と申せましょう。
この調子で、韓国の棋戦に日本人選手の招待枠作ってくれませんかね。先に向こうが門戸を開いてくると、日本棋院も外国人枠検討せざるを得なくなって、囲碁界の風通しがよくなりはしないかとこっそり思っとるんですが。
コメント
10月03日
23:52
1: 春海
雑誌の件は、本当に素晴らしいですね。
10月03日
23:57
2: どくとる
春海さん
いい雑誌です、はい。
10月04日
08:41
3: 風鈴(永眠)
日本の二日制の碁は、特にプロが長時間かけて打っているので新手が出やすく、かなり研究されているそうです(小林覚九段談)
10月04日
08:52
4: どくとる
風鈴さん
新手が出やすい。なるほどー。
それは確かに研究価値が高そうです。