長崎美人さんの日記

(Web全体に公開)

2011年
11月08日
21:03

役に立たない死活講座(28) 解答 8目カギ型+サガリ

タグ : タタナイ講座

死活講座28回目の解答です。
http://goxi.jp/diary/125058

有段者でも少し難しいかったかもしれません。知ってないと打てない手ですから。

ダメの詰まった8目カギ型は白先万年コウ
http://goxi.jp/diary/124538
ダメの空いた8目カギ型は活きでしたね。
http://goxi.jp/diary/124875

ダメがなく、右辺に白のサガリがある形は、白先で黒死です

白1がうまい手です。一度、覚えてしまえば楽です。

第25型 白先黒死  8目カギ型+白サガリ

(;GM[1]FF[1]SZ[9]NE[W]SS[@@]AP[StoneLeaf2]GC[白先黒死]AB[eb][ec][fc][gc][hc]AW[db][dc][dd][ed][fd][gd][hd][id];W[fa]C[1がうまい手で、覚えるしかありません。];B[ea]C[2と遮断しますが];W[ic]C[3とまげて];B[ib]C[4と打ってコウを狙いますが];W[hb]C[5と切って];B[ha]C[6のコウ狙いですが];W[gb]ID[1]C[ダメヅマリで、黒は入れず、コウにはなりません。よって黒死])
ぃーね! (1) tosi_nori 

コメント

2011年
11月08日
21:26

別の殺し方(覚える必要はありません、参考までに)


(;GM[1]FF[1]SZ[9]NE[W]SS[@@]AP[StoneLeaf2]GC[白先黒死(別法)]AB[eb][ec][fc][gc][hc]AW[db][dc][dd][ed][fd][gd][hd][id];W[ic]C[1と曲がり];B[ib]C[2のオサエに];W[ha]C[3と置くのも黒死の筋];B[hb]C[4のツギなら];W[fa]C[5と打って];B[ea]C[6に];W[gb]ID[1]C[7と打って、五目中手で死])

2011年
11月08日
21:30

別の殺し方(変化図)


(;GM[1]FF[1]SZ[9]NE[W]SS[@@]AP[StoneLeaf2]GC[白先黒死(別法)]AB[eb][ec][fc][gc][hc]AW[db][dc][dd][ed][fd][gd][hd][id];W[ic]C[1と曲がり];B[ib]C[2のオサエに];W[ha]C[3と置くのも黒死の筋];B[gb]C[4と打っても];W[hb]C[5と切って];B[ga]C[6に];W[ea]ID[1]C[7とハネて、ダメづまりで、眼ができない。])

2011年
11月08日
21:34

失敗図①(コウ)


(;GM[1]FF[1]SZ[9]NE[W]SS[@@]AP[StoneLeaf2]GC[失敗図
]AB[eb][ec][fc][gc][hc]AW[db][dc][dd][ed][fd][gd][hd][id];W[ic]C[1と曲がり];B[ib]C[2のオサエに];W[hb]C[3と切るのは];B[ha]ID[1]C[4でコウ。失敗])

2011年
11月08日
21:39

失敗図②(黒活き)


(;GM[1]FF[1]SZ[9]NE[W]SS[@@]AP[StoneLeaf2]GC[失敗図
]AB[eb][ec][fc][gc][hc]AW[db][dc][dd][ed][fd][gd][hd][id];W[gb]C[1には];B[hb]C[2と曲げて];W[ic]C[3に];B[ib]C[4と押さえて活き];W[fa]C[5に];B[ha]ID[1]C[6が好手で活き。白5を6と打っても、黒5のコスミで活き])

2011年
11月08日
21:44

参考図(ダメ空きは、この筋では死なない)


(;GM[1]FF[1]SZ[9]NE[W]SS[@@]AP[StoneLeaf2]GC[
]AB[eb][ec][fc][gc][hc]AW[db][dc][dd][ee][fd][gd][hd][id];W[fa];B[ea];W[ic];B[ib];W[hb];B[ha];W[gb];B[fb]ID[1]C[ダメが空いているので、黒8と当てることができる。これはコウ。])

2011年
11月08日
22:10

5年ほど前、県庁支部に日本棋院のプロ棋士が指導にこられました。支部会員の5子局の指導碁だったと思いますが、まったく同じ形(白黒逆)ができて、H9に置いたため、プロの先生に無条件で活きられました。
私もそばで局後の手直しを聞いていましたが、プロの先生が「つけていればコウでしたね」と言われたので、私が「え、置けば死んでるんじゃないですか」と言いました。
他意はなく思わず口から出たのですが、先生はしばらく考えて「ああ、そうですね」と言われました。ちょっと、まずかったと思ったのですが、プロでも勘違いすることがあるのかと、正直驚いた次第です。

棋譜作成
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