武市変平太さんの日記

(Web全体に公開)

2011年
11月19日
11:57

過去の自分へ教えてみる16(part4-3)




武市「6子は盤面上どこにある?」
谷口「ええと、3連星、お互い向かい側です。」
武市「この配置は石の連絡はどう思う?」
谷口「連絡ですか。そりゃ3連星なんだから一体化していてつながって……」
武市「ではなぜ実戦では3連星が両方とも分断されているのかな。」
谷口「あれ、ほんとだ。なんでです?」
武市「3連星に限らないけど、石はふつう2間で連絡しているものと考える。むろん厚みとかの場合は例外だけどね、この場合5間もあるんだから連絡しているというのはこの段階ではありえない。」

谷口「じゃあ、6子はバラバラ?」
武市「そういっても過言でないかもしれない。
谷口「そうやってきくと案外有利でもないような気が。」
武市「3連星が有力なのは変わらないけど、これだけ石が離れていては、案外お互い助け合うことは少ないんだ。で、問題なのは、石が散らばって、なおかつそれ全部に目をやる必要があること。」
谷口「というと、全部の石を助けることは大変ということですか。」

武市「うん、決して捨てろと言うわけではないけど、全部の石の面倒を見ているうちに、白にあちこち打ちまわされて、被害がほかのところに及んで、先手を取る暇もなくやられているというのがよくあるケース。」
谷口「どんどん浸食されるんですね。」
武市「星と星が離れていて、これだけ隙だらけなのに、全部自分のものと思っていると痛い目を見るんだ。浸食されるというのはそういう考えがあるからじゃないかな?」

谷口「6子でも勝てない理由がなんとなくわかりました。で、結局どうして先手が重要なんですか?」
武市「いろいろ意見はあるかもだけど、いつの間にか白の術中にはまるわけだから、それを避けるために本当にそこを受けなくてはいけないのか、有利な状況で反撃する手段はないのか、こういうことを考えられるようになることが必要。」
谷口「難しそうですが、白の打ちまわす想定図?を崩す努力が必要なんですね。そのためにはそれを阻止しに行くことができる先手が重要、と。」
武市「あるいは自分の構想を実現するためにね。」
谷口「少しでもそれを考えて打つようにしてみます。」
ぃーね!
棋譜作成
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