ネタはあるんだけど、どう伝えればいいか、書けばいいかは難しい。自分の理解も必須ですしね。
武市「前回もだけど、石は死なずに済んだね。」
谷口「はい、攻めと守りのバランスを重視して打ったつもりです。」
武市「なんとなくそれはわかるよ、相手の石の近くを打っちゃうのは仕方がないとして。」
谷口「まだありますかー、検討お願いします。」
武市「それについてはいいよ、意識しながら打てばいいから。で、今回は攻めているつもりの手、一貫していないそんな手が結構あるからみていくね。」
(今回の棋譜には少しだけ変化図があります)
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[W]SS[@101]AP[StoneLeaf2]AB[dp][dj][dd][pd][pj][pp];W[nq];B[pn];W[cn];B[fq];W[fc];B[cf];W[nc];B[pf];W[jd];B[mp];W[np];B[no];W[mo];B[nn];W[lp](;B[kq];W[mq];B[lq];W[jp];B[jq];W[ip];B[iq];W[hp];B[hq];W[gp];B[fp];W[bp];B[cq];W[cl];B[dm];W[dl];B[el];W[em];B[ek];W[en](;B[do];W[dn];B[co];W[bo](;B[hd];W[hc];B[ic];W[id];B[gc];W[hb];B[gd];W[gb];B[fd];W[ec];B[ed];W[qh];B[oh];W[qe];B[pe];W[qf];B[qd];W[rj];B[qk];W[rk];B[ql];W[rl];B[qm];W[rm];B[rn];W[pr];B[qq];W[dc];B[cc];W[cb];B[bc];W[pb];B[qb];W[pc];B[qc];W[bj];B[ci];W[jg];B[hg];W[ii];B[gi];W[if];B[hf];W[fo];B[qr];W[ne];B[nf];W[mf];B[ng];W[mg];B[mh];W[lh];B[mi];W[bi];B[bh];W[ah];B[bg];W[bq];B[br];W[rd];B[rc];W[re])(;B[he];W[ic];B[fe]))(;B[bq]))(;B[mn];W[lo];B[or]))
武市「白39まで打って、黒はどういう得をしたか、攻めの効果が上がったかわかるかい?」
谷口「外側が少し厚くなったかなって。」
武市「34あたりのことかな。」
谷口「はい」
武市「そっちはまだいい、でも左下の2手36、38はどう?」
谷口「うーん打ち方がよくわからないんですよ。」
武市「打つ時には、その着手で自分が何を得するか、相手がどう苦しむか、それを想像して打たないと、意味のある着手が安定して打てないんだ。」
谷口「36,38では隅をおさえた方が大きかったんですかね。」
武市「わかってるじゃないか、実戦のように打っても先手、というだけで黒は得をしている形ではない。白は強固になって利敵行為ってやつなんだ。」
谷口「はーそんなことを僕はいつもしてるんですかぁ。」
武市「時にね。」
谷口「直すためには?」
武市「とりあえず先手だから、という考え方は捨てた方がいいかもね、こうこうこういう理由でここに打つ、そんな風に意識することが必要」
谷口「はい。」
武市「上辺は今度は打ち込みなんだろうけど、白はむしろ稼いでるような形」
谷口「黒の厚みは?」
武市「白の実利と先手がこの場合上回っているかな……もう一つ難しいのは相手と自分の得や損害を比べる。これがなかなかできないところだね。つい自分だけ、相手だけを見がちになるんだ。」
谷口「でもなかなかわからないですよ><」
武市「それについては簡単に変化図を見てもらうね」
谷口「すごいシンプルですね、これは利かしですか?」
武市「2手目は補強だけど、白の強さが違うよね、こうやっていろいろな図と比べてどれがいいかを学んでいくんだ。これが良いって言葉だけじゃ説明できないこと多いからね。ちなみにこの図がベストかは別だよ、比べるためにだしただけ。」
谷口「なるほど」
武市「このあとは?」
谷口「なんか白に振り回されただけでした、相手の根拠を奪うために33に打っても手を抜かれて他にまわられたり。。」
武市「右辺の損害も大きいしね。。」
谷口「やっぱり大きいですか。。攻めるために打った手がみんなかわされるのでつらいです。」
武市「相手に厳しく打つためには、他にあることを考えないといけないんだ。次はそれについてやるね。」