タグ :
中国流布石講座
今回はプロの実戦譜の鑑賞です。
山下vs羽根、名人戦挑戦同率決戦です。
山下君はこの碁に完勝して挑戦者になり、井山君から名人を奪取しました。
白6は大ゲイマの裏ガカリでした。黒7ではいろいろな打ち方がありますが、平凡な1間受け。最近のプロの碁ではほとんどこのように打っています。
普通に受けて、黒に不満がないと見ている棋士が多いようです。
黒9は左上にかかる打ち方と実戦の黒9が多いようです。黒は右辺、左辺、白は上辺、下辺に陣を敷き、黒21から仕掛けました。
黒41が控室のプロ棋士が誰も予想できなかった山下一流の強手。
この手を境に黒が優勢になった。
詳しくは、朝日新聞HPをご覧ください。
http://www.asahi.com/igo/meijin/PND36_37_01.html
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@@]AP[StoneLeaf2]PB[山下]PW[羽根]GN[名人戦同率決戦]SO[111211_32]RU[JP];B[pd];W[dd];B[pq];W[dp];B[qk];W[mp];B[po];W[jp];B[cn];W[fq];B[dj];W[nc];B[pf];W[pb];B[qc];W[kc];B[cf];W[fd];B[en];W[bp];B[ip];W[io];B[hp];W[jo];B[fp];W[ep];B[fo];W[cl];B[gq];W[fr];B[bo];W[dm];B[dn];W[fm];B[em];W[el];B[fl];W[ek];B[gm];W[dh];B[lp]ID[1])