指導碁が終わって、高原九段を囲んだ飲み会があった。
指導碁は負けはしたが、善戦したので、高原九段から
「強くなりましたね」という言葉を予想していたが、意外なことを言われた。
「美人さんは昔のほうが強かったですね。厚い碁を打ってました」
つまり当時より弱くなっているというのだ。
これは世間の評価とまるで違う。
昨年は県大会を2回も制し、研究会も好成績だ。
自分でも完全に復調し、一皮むけたと思っていたが。
確かに十数年前に強かった時期があった。県大会の成績はイマイチだったが、今よりレベルの高い研究会で、当時の県のトップクラスを逆コミに打ち込み、プロにも2子ではあまり負けなかった。確かに今は2子では自信がない。
年齢とともに、周りの強豪は弱くなっていくし、相対的に自分が強くなっても不思議ではない。自分が強くなったと思うのは錯覚かも知れない。
少なくともプロとの距離は縮まるどころか開いている。
棋風をバランス派から戦闘派に意識的に変えようとしているからかもしれないが、しばらくこのスタイルで行くしかない。
コメント
01月20日
12:16
1: 鳥田イスキー
それはMさんが出場してこないからというのもあるのでは?
少なくとも僕が大会に出始めてからは、Mさんが出場している時にあの人以外が優勝するのは見た記憶がありませんし。(つつじ祭りは別ですが)
01月20日
12:27
2: 長崎美人
いつもながらの核心をついた指摘だね(笑)
横綱不在の場所とはいえ、私の力では県大会で優勝するのは至難の業です。
01月20日
14:21
3: 風鈴(永眠)
高原先生正直だな~(笑)(^_^;)とおもいましたw
01月20日
14:38
4: 長崎美人
やっぱり。
イミンちゃんに勝った碁も褒めてくれなかったし、
碁の本質的な部分に難があるということだろう。
01月20日
14:59
5: 学園先生
今でもそうなんですが、私の場合は美人さんと逆で、
強くなった実感があまりないのに結果崖が出てる
ことがあります。
ただ、囲碁サロンやNODICでプロとの対局を重ねるうちに
内容自体は自分評価ですが良くなっているような気がします。
なぜそうなったのか?
ぜんぜんわからないんですが・・・。
強い人から見ると何か感ずるところがあるのでしょうか・・・?
01月20日
15:25
6: 長崎美人
そうですね。調子がいいとか悪いとかはわかりますが、強くなっているのか、弱くなっているのかはよくわかりません。何十年もやってこのレベルだとノビしろはほとんどないわけですが、半目でも強くなりたいと思うのが碁打ちです。
仮にそれが実感できるとすれば、何か結果を出したときでしょう。
例えば私の場合、M君に勝って優勝するといった奇跡的なことが何回かないとだめでしょうね(笑)