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今日は地区予選を勝ち抜いた32名参加の県大会でした。

若手パワーが爆発しました。
決勝戦はＴ君と高校生Ｏ君で、Ｔ君が初優勝しました。
長崎県の県大会で１０代で優勝を争ったのは初めてのことです。
中学生のＭ君も３回戦、Ｉ君は２回戦進出と健闘しました。

優勝争いは、最近出場のメジャー大会をすべて制しているＭ崎君、
昨年優勝のＹ村さん、今年高校を卒業した若手強豪Ｔ君、
県代表の実績豊富なＨ堀さんを軸に展開されるとみていました。
Ｈ堀さんは補欠でしたが繰上出場です。

１回戦でＹ村さんが、諫早のサムライ、Ｎ塚さんに討ち取られ波乱の予感。
２回戦では本命Ｍ崎君が、高校生のＯ君に敗れるという大波乱。
準決勝はＴ君ｖｓＨ堀さん、Ｏ君ｖｓＭ上さん。
いずれも若手が制しました。

Ｔ君は愛弟子で、中学の時から休みの日やネットで数えきれないくらい打ちました。私を超えて大きく花開きました。自分のこと以上に嬉しいですね。

Ｏ君とは１月のＮＢＣ大会で当たり、勝負手を放ってやっと勝ちましたが、
次に当たったらもう勝てないと感じたほど、実力があります。
Ｍ崎君に勝ったのは決してフロックとは言えないでしょう。

長崎県もベテラン、若手入り乱れて、世代交代を予感させる戦国時代に入りました。長崎の囲碁界の未来は明るい。こども囲碁普及活動の成果とも言えるかもしれませんね。

ちなみに、私は１回戦で祐徳本因坊戦に続いてＨ堀さんに討ち取られ、むなしく散りました。