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タグ : 自戦譜,帰省,同期,期待の星,岩手
田舎の実家のPCは争奪戦が激しく、なかなかまとまった時間が取れないのが悩みの種です。
甥っ子がニコニコ動画を見るためにほぼ独占状態。Androidタブレットは持ってきたけど棋譜のアップの仕方がわからない＾＾；

中学校の同期の裏嶋さんにセッティングしてもらった碁会所の集まりですが、地元の若手２名（ひとりは大学生で帰省中）と打たせてもらいました。
最初は３子置かせの碁ですが、持ち時間４５分使い切り時間切れ負け。内容も１０目以上悪かったので切れ負けはしょうがありません。
２局目はもうひとりの若手（帰省中の大学生）と。３子は自信ないので２子に泣きを入れさせてもらいました。
こちらも中盤の攻め合いで読み負けて中押しで完敗。

そうこうしていると中学３年生の期待の星の女の子がやってきました。
ちばちゃんさんが４子置かせて対戦。まったく隙がなく女の子ががっちり１５目勝っていました。
私の番です。ちばちゃんさんに２子置いてもどうかという私が４子を置かせるのはどう考えても無理ゲーなので、２子でお願いすることにしました。

以下はそのときの碁。
黒30まで楽につながらせては白嫌な流れ。
白21では25の方から打つのもあったと思います。でも29まで自然に頭を出していくのは嫌いではないので実戦の流れに甘んじました。
白35,37に黒38と反応した手に（むむ、お主やるな）と思いました。形に沿って打てば黒38では41に割り込んでくるところ。
白43の受けは温すぎだったと思います。下辺開くべきでした。黒44が絶好。広すぎずいい感覚です（あまり広いとP-3のツケを狙われる）。
黒96の逃げ出しは前から狙っていたのでしょう。白も一着入れる気にもなれず放置していたところです。

疑問手らしい手は黒106のツギぐらいでしょうか。ハサミツケが残りますが、黒は十分に固いところなのでさすがに小さいと思います。
白はそれ以上の悪手でお返しします。白127は手抜きでも死ぬところではなく小さすぎでした。

黒130からのヤスリ攻めがきつかった。途中黒134と抜け目がありません（これを打たないと白E-10で要が落ちる）。要を取る手を見ていたので安心していたのですが、もともと要を取る手がないことに気づき動揺しました。
この攻防で大コウが発生し、最終的に同じぐらいの大きさの振り替わりになりましたが、白が先手を取って白175のハネツギにまわれたのが幸運だったようです。最後２目白が幸いしました。

今は受験勉強のため、あまり碁はやっていないようですが、高校に入ってからの彼女の活躍が楽しみです。
来年は岩手の女子高生に注目してください。