ここまで並べて当然次は黒(E11)のノビかと、あれ違った。では黒は次どこへ? と言ってもこの辺ですが。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@40]AP[StoneLeaf2];B[qd];W[dd];B[nc];W[qp];B[co];W[dq];B[op];W[oq];B[nq];W[pq];B[np];W[po];B[gq];W[ep];B[jp];W[cl];B[qj];W[gc];B[qn];W[pn];B[qm];W[dn];B[bq];W[cn];B[be];W[cd];B[ch];W[cf];B[bf];W[cg];B[bg];W[bi];B[bh];W[eg];B[eh];W[fh];B[bc];W[bd];B[ad];W[cb])
<参考図>
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@4]AP[StoneLeaf2]AB[bc][ad][eh][bh][bg][bf][ch][be][bq][qm][qn][qj][jp][gq][np][nq][op][co][nc][qd]AW[bd][cb][fh][eg][bi][cg][cf][cd][pn][cn][dn][gc][cl][ep][po][pq][oq][dq][qp][dd];B[ei];W[ci];B[di];W[fi])
黒E11ノビだと白2のソイにしびれる。断点つなぐ3だと4と押される。黒ダメ詰まりで石に力が無い。 白2がある事は分る。でも黒1でどうすればいいかが解らないのです。<実戦>
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[@7]AP[StoneLeaf2]AB[bc][ad][eh][bh][bg][bf][ch][be][bq][qm][qn][qj][jp][gq][np][nq][op][co][nc][qd]AW[bd][cb][fh][eg][bi][cg][cf][cd][pn][cn][dn][gc][cl][ep][po][pq][oq][dq][qp][dd];B[bj];W[ci];B[dh];W[cj];B[fi];W[fg];B[ej])
黒1から誘って3にピンとつぐ。 4は仕方なくここで黒5とハネる事ができる。 ”うまいもんだな”と思わず唸ってしまいました。 石が張ってますよね。こういう手が打てないんです。
明治34年 黒 田村保寿 白 本因坊 秀栄
コメント
09月08日
08:50
1: シャントット☆すぴマど
白番の秀栄先生の打ちまわしが、かっこいいです♪
09月15日
23:21
2: 鈴鹿本因坊
>>シャンさん
この碁は中盤以降は秀栄の圧勝になってしまいます。田村(秀哉)が自筆の棋譜を途中でやめているという伝説のある1局です。
全盛時の秀栄の強さは神の域。田村だからこそ”先”で持ちこたえたと言えるかもしれません。それがこういう場面ではないかと。思ったわけです。