昔、全国大会で3位になったことのある九州の某県古豪の棋風である。
以前、全国大会の県代表の紹介に載っていたそうだ。
M崎君と飲むとき、たまに話題になり、あり得ないと二人で笑っていた。
地に走れば薄くなる。厚い碁は、足が遅く実利で先行できない。
しかし、最近あり得るのではないかと感じている。
超一流棋士は、並の棋士に比べて、碁が厚いし、足も速い。
張や羽根が実利派と言っても、碁は厚い。
厚み派の代表、高尾も決して足が遅いわけではない。
仮に、今後、私が県大会で優勝することがあれば、インタビューで「厚くて足の速い碁」と言ってみたい。「大局観に優れ、筋・形に明るく、読みが正確で戦いに強く、ヨセにも強い」ということも忘れずに付け加えるようにしよう。
コメント
10月12日
23:09
1: 鈴鹿本因坊
呉ー秀行戦 並べて感じた事。
呉先生、足が速すぎる。あちこち薄く、マネしたらズタズタにされそう。
秀行先生、重厚だがそれで間に合うの? マネしたら20目は楽敗しそう。
私は先行タイプではないですが、結局”射程距離”が短いので中途半端になりがち。 これを”バランス”と称しています^^。
10月12日
23:16
2: 長崎美人
正直言うと、自分の碁は「薄くて足の遅い碁」と思っています(笑)
本当の筋・形が分からないと厚くは打てませんし、足早に打っているつもりでも、気ばかり焦って先を急いでいるにすぎません。