さいころさんの日記

(Web全体に公開)

2012年
10月22日
19:51

持論その2:隅の確保と取り。


 左の図、三々と星ですが、定石とは違いますよね。自分の理論としては、円になるのが前提で話すので、わかりやすくするためこんなかんじになります。三々は、発展が乏しく、星は外勢を得ます。碁の布石段階は、隅から辺へと進み、天元を中心とし、だいたい円になるようにイメージして打ち進めていくので、星のほうが端と関連しててこの図の場合、良いと考えます。
 たとえば、白の星に対して黒が単独で三々へ打ち込む定石だと、2線を這わせていますし、次に封鎖できるので外勢を得た白がやや良しです。

 真ん中の図は、黒の隅の確保・実利と白の外勢力。発展性では、白ですが、黒の実利が大きく、円の描きがいいのは、黒なのでこの場合、黒よしになります。空き隅の確保は、大事だということなります。

 続いて、右の図です。今度は、ひとつの隅の相手の石を取ってみます。そして、数えてみると実利では、黒良しです。右下が交点となりますので黒に先に先着されるとだめなので、はやり、ひとつの隅を囲うより、空き隅の先着がいいことになります。
 ですから、右下が交点となりますのでおそらく白は空き隅を得て、互角にです。およそ石をとると単に地を確保するよりも2倍の実利があります。打ちやすさは、隅を確保するほうがいいです。
ぃーね!
棋譜作成
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