どん吉さんの日記

(Web全体に公開)

2012年
10月26日
16:28

三浦浩(元アマ本因坊)八段による指導碁。


 本日10月26日(金)、先週八王子市やまゆり館で行われた囲碁大会の折りに、八碁連の役員の方から誘われていたので、三浦浩(元アマ本因坊)先生の指導碁を受けに、八王子市にあるご自宅に自転車で向かい、会長と五段の方とぼくの三人で三浦浩先生宅を訪問した。

 皆さんもよくご存じのように、三浦浩先生は東京都八王子市のご出身で、早稲田大学法学部在学中に全日本囲碁学生チャンピオンとなり、昭和45年から早稲田大学が全日本大学囲碁選手権で四連覇した時の主将である。その後アマ本因坊のタイトル獲得五回、アマ名人位獲得三回、アマ本因坊戦やアマ十傑戦では常時上位入賞を果たしてをり、アマチュア八段(最高位)、現在日本のアマチュア囲碁界を代表する方である。
<第58回佐川急便杯アマチュア本因坊戦>
http://www.nihonkiin.or.jp/news/2012/08/3358.html

 三浦浩先生宅の部屋に通されて、まず、五段の方が5子で対局。善戦健闘むなしく、終盤に大石が死んで投了、敗けてしまった。傍らで役員の方が棋譜を取り、ぼくは盤側で観戦する。

写真左:碁盤に向かう三浦浩アマ八段。

 引き続いて、ぼくが6子で対戦する。日本最強のアマの方が相手で、どう打てば良いのか見当も付かず、ただ慎重に慎重に黒石を並べてゆくのみである。石を取られたり、切られたりしてはいけないと、どうしても手が萎縮してしまい、次第々々に形勢が不利になっていくようだ。今度も、傍らで役員の方が棋譜を取っている。

写真右:三浦浩先生(左)と小生(右)、中央は観戦する五段の方。

 たいした争いもなく、終局して見ると、ぼくの地は15目程度、三浦浩先生の地は30目を越えており、ダブルスコアで負けてしまった。実力負けなのは間違いないが、手が萎縮しないで、もっとのびのび打てれば良かった。これではまさに、気持の上で気後れして、権威負け(?)或いは位負けしてしまったのかと自らの意気地の無さが悔しい。その後は、囲碁の世界の楽しいお話を色々とお伺いして、午後2時頃に解散。自転車で川口川に沿った道を通り帰宅した。
ぃーね! (1) Senri 

コメント

2012年
10月26日
17:09

1: Senri

長らく囲碁から遠ざかっていたせいか、私の中では、お若い頃の三浦浩先生のイメージしかなかったのですが、未だお元気そうで良かったです。

2012年
10月26日
17:35

Senriさん>
 三浦浩先生とは初対面でしたが、囲碁という手段を通じて、すぐに百年の知己のようになりました。お酒好きのようで、缶ビール片手の懇談は大変に楽しかったですね。

2012年
10月27日
09:10

本当だ、よく見れば三浦さんだ。どん吉さん、よかったですね。羨ましいです。

2012年
11月01日
09:49

花見酒さん>
 三浦浩先生をご存じなんですね。三浦先生は、八碁連の相談役もされており、ぼくの家から自転車で30分ぐらいの比較的近い場所にお住まいです。

棋譜作成
: