囲碁SNS goxi

やっと、長年の苦労が実ろうとしている。
何とか、認定申請書を作りあげ、明日県に提出する。

平成１５年に立ち上げたNPO「長崎こども囲碁普及会」だが、一時は会員も減り続け、存亡の危機にあった。
http://www1.cncm.ne.jp/~igofukyu/

賛同する囲碁関係者の協力で、現在は約３５０人の会員組織になった。
とりわけ、県支部連合会、長崎囲碁研究会、火曜会など大きな団体の協力が大きい。囲碁愛好者が力を合わせて、囲碁を次世代につなぐという気運が高まってきた。

認定ＮＰＯ法人は、ＮＰＯの中でわずか０．３％にすぎない。
株式会社で言えば、上場に匹敵するようにハードルが高かった。
今回の法改正で、認定権限が国税庁から都道府県におろされ、基準も緩和された。

また画期的な税制改正により、認定ＮＰＯに寄付した人は、国税、地方税合わせて約５０％の税額控除がある。簡単に言えば、１０万円寄付すれば５万円税金が戻るということ。認定を取れば、社会的信用も高まり寄付も集まりやすくなる。
https://www.npo-homepage.go.jp/pdf/201204_nintei-pamphlet...

「仏作って、魂入れず」という言葉がある。現場で囲碁普及に携わっている人には本当に頭が下がる思いだ。しかし、私は敢えて仏づくりに専念してきた。囲碁普及についてもシステム設計が重要と考えたからだ。冷めた目で見る向きも多かったが、予想もしない国の政策決定で、結果的にはＮＰＯを立ち上げたのは間違ってなかった。

ぜひ、囲碁普及のため、全国の都道府県の囲碁関係者に頑張ってもらい、ＮＰＯを立ち上げてもらいたいと願っている。長崎で３５０人なら全国で５万人くらいは会員が集まりそうだ。囲碁普及の起爆剤になろう。