囲碁SNS goxi

タグ : アマ名人戦,全国大会,自戦譜
だいぶ日にちが経ってしまいましたが、7月14日（日）にアマ本の全国大会
を観戦してきました。
岩手代表の選手の応援が目的です。
応援の甲斐があって、岩手代表の選手は1回戦突破しました。
岩手代表選手が1回戦を勝つのは久しぶりかもしれません。

実は岩手代表のKさんとは大学時代に個人戦で対戦した事があり、
負けた私は良く覚えているのですが、Kさんは全然記憶がないそうです。

そのKさんは２回戦同じ東北の福島代表の選手に惜しくも半目負けでした。
小ヨセで１目損（正確には半目損）があり、とても悔しがっていました。

この日、東北勢は1回戦５勝１敗、２回戦は３勝２敗と好成績でした。
東北地方は７月涼しかったので、猛暑に見舞われた関東から西の選手
よりも体力的に優位だと見ていましたが、予想通りでした。

体力的に猛暑の影響を受けない若手が好成績を残すと思っていました。
東京の横塚選手と呉選手はなかでも優勝候補と思っていましたし、富山の
大表選手がどこまで勝ち進むかも興味がありました。

去年準優勝の横塚選手は３回戦で青森代表の古川（こがわ）選手に敗れま
した。古川さんは最終的に３位に入りましたが、東北勢としては快挙と言え
ると思います。

もう一人注目していたのは岩手出身で学生世界王座になったことのある
兵庫代表の江村選手です。
１回戦の木下選手、３回戦の多賀選手と強敵を倒し、順調に思えましたが、
近々行われる世界アマを意識しているのか、少し気負いというか力みが見え
ました（気のせいかも）。
次の日の準々決勝の古川戦で負けた様ですが、古川選手の勢いを見てい
たのでそれほど意外ではありませんでした。
江村選手には世界アマでぜひ優勝を目指して欲しいです。

決勝はご存知のように大表選手との１７歳対決を制した呉選手が優勝し、
洪（ホン）そっぎアマ名人への挑戦権を得ました。

アマ名人戦とは関係ありませんが、先日碁響会と日立ミニ碁会の合同碁会
で打った私の碁です。この日２局打ちましたが、第一局日立グループの
成長株I野さんとの互先の白番です。
I野さんの不出来な碁で序盤で優勢になり、そのまま押し切りました。
黒は右上の折衝で見損じがあり、その流れを引き摺って局面打開ができな
かったようです。

於有楽町囲碁センター　2013.07.20 Sat　日立ミニ碁会・碁響会合同定例
黒　I野さん　６目半コミ出し
白　えどわーど
白中押し勝ち