今日の飲み会で、半コウが三分の何目になる話が出ていて…。
大昔に計算したことがあって、goxiの日記にも書いたんだけど、もう一度書いてみる。
ちょっとわけありでWeb全体に公開。
※前知識
囲碁のヨセの計算には、出入り計算というのと、見合い計算(メイエン先生は絶対計算って言ってた)の、ふたとおりある。
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たとえば上の図、下辺を黒が囲うか白が邪魔するか、だけを焦点とする。(他の部分は無視)
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黒が囲えば、1目
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白が邪魔すれば0目
で、両者の差をとって1目、というのが出入り計算。
見合い計算、というのは、
どちらも後手なので、その権利を半分ずつもってる、という考え方。
つまり、最初の図の時点で黒が1/2目の地をもってると仮定して、黒が打てば残り1/2目を黒に、、白が邪魔すれば1/2目を白に、という感じ。
どちらで計算しても、たとえばあっちのヨセが計算方法をかえたらこっちのヨセより大きくなる、ということはない。ただ、出入り計算は見合い計算の2倍の数字ででてくる。
普段の計算方法は出入り計算の方が多いんだけど、見合い計算は境界線が定まっていない部分の地を便宜上計算できるので、そういうときによく使う。
そして、今回やる半コウの計算は見合い計算を使う。
コメント
12月29日
02:24
1: あらほ
今日の話がもうここに!早い、仕事が