生まれてきて 碁を知ったよろこび
碁を知って 碁がたきのできたよろこび
碁がたきに 勝ったよろこび
勝って 上達をたしかめたよろこび
生まれてきて 碁を知ったかなしさ
碁を知って ほかの遊びがつまらなくなったかなしさ
碁がたきに 負けたかなしさ
負けて もう碁はやめた! と
けっしてやめられはしないのに
一度はそんなことも決意しなければならないかなしさ
よろこびの人
かなしみの人
よろこびもかなしみも共有している人
よろこびもかなしみもわかる人
一千万囲碁ファンの
━月間碁学
先日古本で購入した月間碁学 昭和51年創刊号の序文です。
どなたが創ったのか。 素晴らしい文章です。
『一度は碁をやめることも 決意しなければならない かなしさ』
『けっして やめられないのに』
どなたも身に覚えがあるでしょう。 痛い処を突かれた感じです。
”よろこびもかなしみも分かる人” になりたいですね。
コメント
04月27日
11:24
1: ちゅう
碁をやめることも 決意
は、経験したことは、まだありませんが
けっしてやめられないのに
は、わかるような気がします。
04月27日
11:31
2: ゆかりか
ほんとにいっぱいの喜びとかなしさがありますね^^
もっと早く出会いたかったなぁ(*^_^*)
04月27日
12:20
3: アストレア★囲碁サロン雅 席主
碁を覚えてこの2年で、何回も何回も、何回も囲碁やめました(>_<)
04月27日
12:28
4: BUBI
素晴らしい文章ですね~♪♪♪
ご紹介、ありがとうございます。
私の日記にも引用させていただいてよろしいでしょうか?
04月27日
13:50
5: りょくいん
月刊碁学のバックナンバーはお宝だよね。
私は、最後の1年半分ぐらいしかもってない。。。
04月28日
08:45
6: しょーじ
幸い碁をやめたいと思ったことは一度もありません。
いつかそんな日が来るのかな?
04月28日
09:13
7: 鈴鹿本因坊
>> ちゅうさん
やめられないんでしょうね。 変なものにひっかからなくて良かった気がします。
>> ゆかさん
ここまでのめり込むのだから、やはり”運命の出会い”だったのでしょう^^。
>>アストレアさん
相当つらいことがあったのかな^^
私の場合は、碁そのものより、勝敗だったりプライドだったり 別の要素で嫌になった。 でもまた戻ってくる。碁の魅力ですね。
04月28日
09:38
8: 鈴鹿本因坊
>>BUBI さん
散文詩というのでしょうか 文にリズムがあり、起承転結がある。内容も真理を突いていて、味がある。
碁キチの文学者の作 と思われます^^。
>>りょくさん
劫さい用の2手射ち詰め碁とか。 シチョウの問題とか。 アマ碁の手直し とか。 面白い企画がありますね。
古本で買えますよ ぜひ。
>>しょうじさん
まだまだ勉強が足りないよ^^
強くなったという自信を打ち砕かれるような負けにも出会いますよ そのうち^^。この文章のように。 でもストークさんも本当に碁にハマってるなあ^^。