どん吉さんの日記

(Web全体に公開)

2014年
06月08日
16:08

縁は異なもの


 毎週日曜日の昼食時に、NHK・TVの囲碁番組を、ご覧の方も多いのではないでしょうか。

先日、囲碁講座を見ていた際、小田彩子元全日本女子囲碁アマチュア選手権者の紹介があった。更にこの番組で、囲碁のアマでは日本を代表する一人である永代和盛(ながよかずもり)氏が御主人であることも判った。

僕が過去に二度指導碁を受けた八王子市在住でアマ囲碁界の重鎮である三浦浩アマ八段も数年前、朝日アマ名人戦で永代和盛氏と対戦している。僕と永代和盛氏と知り合ったのはなんとインターネット上のSNSである。ネット上では、まだお若い方だったので「かずも」チャンの愛称で呼ばせて頂いていた。

かつて高校教師時代、碁の強い生徒を引率して日本棋院で開催されている高校生の囲碁大会に参加していたので、日本棋院とは何かと縁があり、ある時、日本棋院から有名棋士が揮毫した囲碁扇子が数本送られて来た。

写真左:張栩九段の詰碁扇子

 その中に張栩九段の扇子があり、その扇子の詰碁をMixiで紹介した。これをネット上で見た「かずも」チャンが次のようなコメントを書いてくれた。

写真右:張栩扇子の詰碁

 〈かずも〉「一手目は左の一線の1の2ですよ。白がさえぎったら、下の方の一線の1の4です。」(さて、皆さんはお解りになりますか?)。ネット上のこのやりとり以来「かずも」チャンと親しくなった。

  アマ碁界で著名な三浦浩氏、永代和盛氏とその奥様小田彩子さんとヘボ碁しか打てない僕との間に不思議とも言える人間関係が成立した。まことに「縁は異なもの」である。

  囲碁は勝敗をあらそうゲームであるから、勝負事の一つと言って良いだろう。勝つためには序盤・中盤・終盤での読みの深さや布石や手筋等の経験量の豊富さ等が大切だろうが、対等な棋力の者同士の対戦で勝つためには、相手より一回り太い勝負師としての図太い神経が必要のようだ。

 女性を口説く時も同様だろう。最後は強引に押し切り、女性の愛を獲得しなければなるまい。「かずも」チャンもどうやって小田彩子さんの愛を勝ち取ったのだろうか、知りたいものである。

 (以上、八王子市「川口囲碁同好会だより」(第19号)へのぼくの寄稿文からの引用です。)
ぃーね! (1) Juno 

コメント

2015年
08月15日
19:12

<永代囲碁塾> http://nagayojyuku.com/

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