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自戦記
【第4譜】
白50はこう打たない形にならないと思って打った手だが、無理手だった。
本来は続けて【参考図1】のように、隅の攻め合いに持っていかなくては話がおかしいが、それだとシチョウが悪いので白潰れになってしまう。
読みというより感覚で打った結果、大損コースに入ってしまった格好だった。
一手20秒の早碁だと感覚だけでなく細かい読みも入れて打たないと、あっという間に大損・潰れになってしまう…というのが今回の教訓だが、本来ならそんなことはとうの昔に知っていていいはずのこと。
筋力の衰えに加えて、長考派で早碁嫌いという私の性格が、今回の結果を招いたともいえた。
白54、56は仕方なく軌道修正を図ったものだが、大損しているのでこのまま何事もなく終われば負けの形勢。
その意味で黒57から61の挑戦は白にしてみればありがたく、またこの戦いが最後のチャンスだった。
コメント
06月13日
16:24
1: ケッパー
【参考図2】
白50では本図白1とするよりないところだった。
白13までとなれば、とにもかくにも黒地を荒らした形。
白△は傷むが、白Aの味もあってまだ息が長そうな碁。
何より実戦に比べてずっとマシだ。