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タグ : ケーブルテレビ杯,同級生対決,自戦譜
ケーブルテレビ杯奥州地区予選の四回戦でついに裏嶋太郎くんとの同級生対決が実現しました。
10年ほど前は同じくらいの実力かなと思っていましたが、今ではだいぶ棋力、実績では引き離されています。
彼はO村氏とならんで奥州地区の二枚看板を張る存在です。

今回は黒番を引き当てました。思う存分えどわーどワールドを展開しようと思いました。
黒３の高目、黒５の二間高ガカリはAIの勝率が悪かろうが、引っ込めるつもりは毛頭ありません。
黒７の小ゲイマカカリは明らかにAIの影響で、以前は二間高ガカリか一間高ガカリでした。黒９のカケも最近は採用するようになりました。
白18に黒19のスベリはやや疑問でした。AIのお勧めはD7のケイマ。黒27と隅に入り込んでなかなかと思いましたが、実は隅の死活で見落としがありました。A-5のハネでしびれている形でした。実際ヨセで打たれて3子取られました。

黒31も打ちすぎJ-5でぼちぼち打って一局でした。黒37は打ってすぐ後悔しましたが無意味な悪手でした。白36に継げないので黒39の押しから黒4子を捨てるのはしょうがないようです。

黒45から転戦。白48に黒49も捨て石で外回りを目指します。黒51のカケもAIからの評判はあまり良くないですが、私らしい手だと思います。黒63のノビきりも打ちたいから打った手です。相手もビビッて右辺割り打ち。
黒は84の地点に打たないといけない碁でした。チャンスは黒65、黒73、黒81、いくらでもありました。
白に84の左辺のベラデカを打たれてはもうダメとしたものです。
白12目半勝ち。

持ち時間35分でしたが、最後時計の叩き合いとなりましたが、無事に終局できました。